「従業員本位の労務改革・・」(356号)

◎今日は、労務について2点の話を致します。

先週、相模原商工会議所・神奈川県労働センター主催の「中小企業の労務管理と今後

の動向セミナー」を受講しました。内容は・・・・

1.時間外労働の最新トピック

・36協定・特別条項付き36協定

・時間外労働の上限規制

2.「2018年問題」有期契約社員をめぐる無期転換ルール

・無期転換ルールにおける法的な留意点と対応方法

3.労務管理のポイント

・人事労務管理の問題解決と留意点

中小企業の労務管理と今後  の動向セミナー

◎長時間労働と健康への影響について社会問題化している、長時間労働と働き方改革

について最新の情報をもとに学んで来ました。弊社の36協定には、現時点で特に

問題が無いことを確認出来ましたが、来年度以降は特別条項付き時間外労働について

当社80時間年6回を見直す考えです。(80時間→60時間程度)

残業時間を減らす工夫や、その他の労務に関する事例の紹介を聴いていると、弊社で

は既に導入されている制度や仕組みが実は、通常の中小企業では、まだまだ導入され

ておらず、劣悪な環境、条件下で我慢をしいたげられて、中小企業で働く人が、現実

多いそうです。弊社は、社員第一主義を抱えてこれからも、従業員の皆様本位の労務

を整えて行きます。

◎昨日、敬老の日でしたが、2016年の日本人の平均寿命は女性:87.14歳

男性:80.98歳、香港についで世界第二位の長寿国。厚生省発表によると、

昨年生まれた子供が90歳まで生存する確率が女性で約半分、男性で4人に1人

と成っています。60代での定年では、その後の人生が働いている期間と同じ位の

長さになり、健康・経済両面で大きな課題と成ります。

その意味で大切な観点2つあります。健康に年を取ること。健康年齢の高齢化です。

もう1つは、出来るだけ長く働けること。定年の延長制だと私は考えます。

その意味で、弊社の健康促進手当や制度、70歳まで働ける定年の延長などを導入

しております。今後も様々な時代の変化に対応する、労務を構築して参ります。

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