「仕事(しごと)を為事(しごと)に変える発想・・・」(418号)

先日、娘の就職先でもあるGUに有名デザイナーとのコラボ商品を目当てに

久々に買い物に行きました。GUもすっかりお洒落になっていたことと、セルフ

レジが革新的になっておりビックリ(@_@)しました。

セルフレジ

◎通常のセルフレジ:商品をバーコードリーダーで読み取る必要性あり

◎GUのセルフレジ:ボックスに商品を突っ込むだけで会計可能

どのように購入する商品数やその価格を判断しているのかというと、これはICタグ

を使った管理をしているとのことです。

GUの商品の値札にはICタグが埋め込まれているので、セルフレジではそのICタグ

を読み取って会計へと繋げているのです。結果、10点だろうが30点だろうが、

瞬時に会計が終わるのです。便利な世の中です。

尚、GUのセルフレジでは、購入した商品を畳む作業も、袋詰する作業も、すべて

客側で行うことになります。私は特に違和感なく、スーパーで買い物している

感覚でした。娘に聞くと高額な設備投資ですが今後の人員削減が目的のようです。

現在読んでいる書籍「社長ノート」にこのようなことが書かれています。

【言われたことだけをやるのは、仕事ではない】

『昔は仕事のことを「為事」と書いて「しごと」と呼んだそうです。

ところが江戸の頃になって、「仕える」の「仕」の字を使うようになったといわれ

ます。終身雇用が当たり前の時代は「仕える」を意味する

「仕事」という字の方がピッタリという感じがしますが、最近は「為事」のほうが

しっくりくるのです。つまりこれからは「仕事」を誰かに仕えることでなく「何かを

為すためにすること」とらえて欲しいのです。「何かを自発的に為すことによって

その対価を得る」という発想に切り替えるということです。

その為には常に「自分の目標やゴール」を明確にして、突き進まなければなりません。

仕えているだけの仕事は、ご主人様の命ずるままの仕事です。果たして面白い人生

でしょうか?喜びを見出せるでしょうか?

人の為にやるのではなく、自分の為にも「仕事は為事」と考えてください。・・・』

先にお話しをした「セルフレジ」の通り、働く現場の先端では実際に、機械や

コンピュータまたAIなどが人間にとって代わろうとした動きが、加速度を付けて

進んでいます。私達の仕事に対する考え方を、「今までやってきたことを、今まで通り

にこなしていく」ということに対して

「何かを自発的に為すことによってその対価を得るという発想」を持たないと

生き残ることは難しいのではないでしょうか。

———————————————————————————AtoZtoA—-
~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~