「健康について考えるイベント・・」(863号)

一昨日、年に一度の健康診断を「相模原総合健診センター」で受けてきました。この歳

になると結果が今後の生活を大きく左右する一大イベントになっています。(*_*)

検診センターには年に1度しか伺うことがありませんがそのため、毎年少しずつシステム

の改良を行い、サービス向上されていることに気が付きます。私達の業務に置き換えて

考えたいですね。


さて私お酒をやめて1ヶ月経ちます。健康面や体力面で禁酒による改善を様々実感して

います。例えば疲れづらいこと、痩せたこと、睡眠の質が向上したこと。うまく伝えら

れませんが頭がいつもスッキリしています。今日の検診でお腹周りが何とマイナス6cm

でした。昨年の数値と比較して看護師さんもビックリ!!。「頑張って何かされたんです

かっ??」「頑張ってお酒やめました・・。」「それが凄く効いていますね・・。」皆

さんも禁酒すると人生すっかり変わりますよーっ。さて健康の話題の続きで、ガン治療

についてのお話です。一般的にがん治療には、がんの部位が限られている場合の手術療法

(外科手術、レーザー療法等)と放射線療法、がんが全身に広がっている場合の化学療法

(抗がん剤治療)と免疫療法などが施されています。こうした中、最先端のがん治療法と

して注目されているのが「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)です。体内に取り込まれ

たホウ素に外から中性子を照射して極狭い範囲で核分裂を起こさせ、がん細胞のみを的確

に破壊してい来ます。このBNCTの効果を左右するのが照射装置と、がん細胞に取り付

くホウ素剤の性能になります。このほど熊本市内の研究所が、これまでのホウ素剤に比べ

10~20倍もがん細胞に取り付く力がある薬剤の開発に成功しました。一方で、共同研究

した福島のベンチャー企業が、これまで体表6センチ以内のがんにしか届かなかった中性子

を、照射装置を小型化することで体を取り巻くように設置し、深部のがん細胞にまで届か

せる装置の実用化に成功しました。BNCTが着実に進化しています。昨年6月には、

咽頭や口腔などの頭頸部(顔や首)へのBNCT治療が保険適用となっています。科学

技術・医療は確実に進歩してきています。少しずつですが、がんも治る病に変わってき

ています。

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