景気判断は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあ
るなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる」となっていま
す。また、先行きについては「緊急事態宣言の解除後も感染拡大の防止策を講じつつ、
社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善も
あって、持ち直していくことが期待されます。そんなコロナ禍で本日もシリーズ
「~リーダーの視点~」2つの企業TOPのコメントを紹介致します。
三菱ふそうトラック・バス:ハートムット・シック社長
【HVには投資しない】
「ハイブリッド車(HV)には投資しない」と言い切るのは三菱ふそうトラックーバス
のハートムットーシック社長。エンジンとモーターを組み合わせたHVは自動車の電動
化による「脱炭素」に向けた「中間の動き」との認識です。電気自動車(EV)と燃料
電池車(FCV)に投資を絞ります。同社は現在、EVの小型トラックを販売し、
「2029年までに新車全ての電勣化が可能」と話しています。ただ、政府によって
商用車の電動化目標が乗用車同様35年とされれば「100%対応できるか難しい」と
頭を悩ませています。
サントリーワインインターナショナル:吉雄敬子社長
【ワインの入り囗広げる】
「ワインは新規ユーザーを取り込む余地が大きい」と話すのはサントリーワインインター
ナショナルの吉雄敬子。今年は若年層を狙い、気軽に手に取りやすい缶入りサワーや、
オーガニックなどのワインを展開予定です。「ハードルを下げ入り囗を広げたい」と力
を込めています。最近は、新型コロナウイルスの影響で、家でさまざまなアルコール飲料
を試す消費者が増えており、「試しにワインも飲んでみようという人が増えている」と
いいます。多彩な商品を取りそろえ、「ワインの魅力や価値を知ってもらいたい」と呼び
掛けています。
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