入学や就職、転居等で環境が変わり、通学や通勤に自転車や自動車を使用するなど、
今までと異なった生活スタイルを始める人も多い時季です。今日4月6日(火)から
「春の全国交通安全運動」が始まりました。(15日まで)
安全・無事故への十分な注意と対策を、確認し合う機会としていきましょう。「交通
安全運動」には毎回、全国統一の重点項目が掲げられます。今回は「子供と高齢者を
始めとする歩行者の安全の確保」「自転車の安全利用の推進」「歩行者等の保護を始め
とする安全運転意識の向上」の3項目です。例年と違い、そのうちの2項目において
歩行者を守る内容が強調されています。歩行者は、自動車やバイクなどと比べて「交通
弱者」となるため、交通事故による死者数においても、毎年のように最も高い割合を
占めます。昨年は全体の35・3%に上った。警察庁によると、昨年全国で起きた交通
事故による死者数は、前年比376人(11・7%)減の2839人。統計が残る1948年以降
での最少を4年連続で更新し、初めて2000人台となりました。減少の要因には、車の
安全性能の向上や交通違反の取り締まり強化、新型コロナウイルス感染拡大による外出
自粛などが挙げられています。コロナ禍の意外な影響ですが、日常生活に外出は欠かせ
ぬ以上、交通ルールやマナーをしっかりと守って交通事故ゼロを目指していきましょう。
それとは別に大阪府内で起きた事故の内訳をみると、自転車とバイク利用者の死者数が
増加。コロナ禍で混雑するバスや電車といった公共交通機関の代わりに、自転車やバイク
の利用が増えたことが関係している可能性が指摘されています。
いくら交通ルールを遵守していても、いつ身に起こるか、また起こしてしまうか分から
ないのが交通事故です。自動車やバイクはもちろん、道路交通法で「軽車両」に含まれ
る自転車を運転する際は、睡眠不足や脇見運転など、少しの油断が歩行者を大きな危険
にさらしてしまうということも肝に銘じていきましょう。大きな事故の原因の一つ一つ
は一見ささいに思えることであります。その小さなミスや小さな手抜きが、取り返しの
つかない大事故を生むといわれます。大切なことは絶対に「事故に遭わない」「事故を
起こさない」との強い決意ですね。お願い致します。
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