電子デバイス産業新聞に、私達の携わっている半導体産業について、バラ色の記事が紹介されていました・・。2021年の半導体設備投資は、前年比で20%以上伸びることは確実と見ています。2030年までは第2スーパーサイクルの始まりで、半導体は空前の黄金時代に突入するのであります。「2020年の半導体生産額は約50兆円であり、2021年の生産の伸びは10~15%くらいはもう完全に見えています。つまりは、55兆~57兆円くらいまで伸長してきます。しかし、2020年の設備投資は10兆円くらいであり、生産額に対する割合は20%くらいにとどまっている。2021年はそうした意味では2割くらい設備投資が伸びても、全く市況に問題はないと考えています。」半導体投資が絶好調であれば、製造装置各社の決算はとんでもない数字になってきます。東京エレクトロンの21年3月期の純利益は2429億円に達しており、なんと前期比31%増なのであり、純利益率も17%になっています。22年3月期については純利益率19%、純利益3300億円(43%増)の超強気予想となっています。市場を独占するコーター&デベロッパーが好調に推移しているだけでなく、フラッシュメモリー向けのエッチャーも絶好調です。洗浄も悪くありません。EUV時代に突入すれば、分析機器分野で市場を独占すると言われるレーザーテックは、21年6月期に純利益率23%、純利益140億円(前年比29%増)の予想を出しています。キヤノンもまた、21年1~3月期は純利益445億円を上げ、なんと前期比103%増を記録しました。ディスコも、21年3月期に純利益390億円(前期比41%増)という過去最高の数字を叩き出しています。向こう5年間は全く半導体のプラス成長は揺るぎがないといいます。そして30年までロングで好況期が続くとさえ言われています。「SDGsの影響もあり、とにかくデーターセンターの電力消費を激減させなければなりません。サーバーのニアラインについては、いまだにハードディスクが使われています。これがフラッシュメモリーに置き換われば、フラッシュのマーケットが倍増するのは間違いありません。そしてまた、2028年以降には、DRAMの3D化が始まり、積層のためのエッチャーが急増します。フラッシュとDRAMのダブルパンチでエッチャーマーケットは急拡大していきます。
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