「明日まで全国安全週間 2021年」(947号)・・装置設計製作のAZA

毎年7月1日から7日は「全国安全週間」。職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的として実施され、本年で94回目となります。労働災害を防止するため、産業界を中心に自主的な活動を推進。

今年は「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」と掲げて、意識啓発を進めています。厚生労働省のまとめでは、2020年の労働災害による死亡者数は、3年連続で過去最少しました。一方で、休業4日以上の死傷者数は13万人を超え、2002年以降で最多になっています。職場での新型コロナ感染症の罹患も、その数を押し上げています。陸上貨物運送業では、常に交通安全は課題でありますが、コロナ禍で宅配便の利用などの増加に伴い、荷役作業中の墜落や転倒も増えています。転倒事故は、小売業や社会福祉施設でも増加しています。こうした“労災”を防ぐ努力は、決して職場だけの問題ではありません。安全に働ける労働環境を整えることは、安心して暮らせる社会をつくることに通じます。安全性を高める意識は、日常生活でも不可欠なのです。一つは交通事故の防止です。過労や睡眠不足等の状態で、車を運転しても、させてもいけません。いわゆる「ながらスマホ」も厳禁。不注意が重大事故につながることは統計的にも明白です。次に、健康維持も注意点です。夏本番を迎え、特に留意したいのは熱中症です。コロナ禍でマスク着用は当たり前となったが、マスクなしの場合より、心拍数や呼吸数、体感温度が上昇するなど身体に負担がかかります。高温や多湿の環境下では、熱中症のリスクも高まります。喉が渇いていてもいなくても、小まめな水分補給を心掛けましょう。また夏場となれば、食中毒にも厳重注意。食事を準備する際、細菌を「つけない」「増やさない」、加熱などで「やっつける」を意識して防いでいきたいですね。私達は、デスクワークがメインの仕事ですので安全な環境に慣れていますが、打ち合わせや現場の視察などでは危険が一杯です。安全慣れには十分注意してください。

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