現在、全国書店で1位のベストセラー「365人の仕事の教科書」以前から数回ご紹介しています。例えば「脳みそがちぎれるほど考えろ・・孫正義/人の二倍は働こう、人が三年かかって覚える仕事を一年で身につけよう・・道場六三郎/中途半端な気持ちでやっていたら、面白くも何ともないですよね・・柳井正/やらされている百発よりやる気の一発・・中村豪(イチローの恩師)このような成功者の魂の叫びの書籍です。
今日は、明治22年創業の繊維メーカー:株式会社セレーン(年商1000億円)川田達男 会長兼CEOのお話を紹介致します。――いま考えると工場へ行って、そこの現場で五年半仕事をしたことが、私のビジネスマン人生の原点ですね。現場で一所懸命汗を流して、現場の人が何をしているのか、どんなことを考えているのか、あるいは幹部をどう見ているのか、大変勉強させていただきました。現場を知る。これより強いものはありません。あの頃はまだ日本も貧しくて、一遍会社を辞めたらもう二度と就職できるような環境じゃありませんでした。だから、辛くても会社を辞めるなんて発想は全くなかったです。いまは非常に転職しやすい時代になりましたから、理不尽なことがあるとすぐ辞めてしまう若者が多いでしょう。ただね、一遍そこの会社に入ったら、そこの部署に配属されたら、「もうここしかない」と必死になって仕事に打ち込むことが非常に大事なことだと思います。五年半の工場勤務の後、営業に異動になりましたが、そこもやっていることは営業の仕事じゃないんです。元請けの要望を工場に伝えるだけのメッセンジャーボーイだと言ったら、また飛ばされましてね。で、最終的には同期の皆が課長に昇進する時に、私だけは課長になれず、営業開発という名の窓際部署に行く辞令が出ました。だからもうずっと左遷の連続でしたが、その経験があったからこそ、私は社長になれたんですね。人間万事塞翁が馬(幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという例え)というように、まさに吉凶禍福(きっきょうかふく)は予測できませんし、人生に無駄な経験など、何一つないのだと思います。環境や機会を与えることはいくらでもできますけど、育つかどうかは本人次第。私なんか育ててもらった覚えはないですね。いじめられたことはありますけど。じゃあどういう人間が伸びていくか、それは経営的発想で物事を考えられる人ですね。大きく分けると、会社の中には「仕事をする人」と「作業しかしない人」がいるんです。自分の一つひとつの言動、極端に言うと会社の中で一歩動いたら、その一歩が社益に繋がっている、あるいは付加価値を生み出している。それが「仕事をしている人」です。ただ言われた通りに機械を動かしている、資料をつくっている。そういう人は「作業だけしている人」です。たとえ単純作業であっても、どうやったら効率を上げることができるか、不良品を少なくできるかということを絶えず考えていかなければいけません。――この話に出てくる、会社の利益を考える「仕事をしている人」と、ただ「作業だけしている人」皆さんはどう思われますか?会社は「作業しかしない人」ばかりでは会社の利益も上がりませんので、お給料も上がりませんし、ボーナスも・・会社の発展も有りません。どうしたら会社が儲かるか?利益がでるか?と「仕事をする人」が増えることでどんどん成長し発展していきます。そうすれば給料もボーナスなんか黙ってても上がっていきます。皆で利益追求していきましょう!!
☆アザエンジニアリング・最近の実績☆☆AtoZtoA