「名前の覚え方・忘れない方法」(941号)・・装置設計・製作のAZA

「雑談の一流、二流、三流」という書籍を読んでいます。二流、三流はこんなふうに考え行動するけど一流はこうでしょ・・。ということが44書かれています。なるほど・・こんなやり方があったのか。と学ぶことが満載です。今日は「名前の覚え方」についてご紹介させてください。

三流は、相手の名前を忘れ・・

二流は、名前に意味を持たせ・・

一流は、どうやって覚える・・?

昔会ったのに名前が思い出せない……。顔と名前が一致しない……。』こういった経験は、皆さんにもありますね。相手の名前が思い出せないほど、気まずいことはありません。人間が記憶しやすいものの一つに、「意味づけ」という方法があります。例えば、「松川さん」という方とお会いしたら、「松の木が川のように流れる」みたいに意味を持たせたり、その方と会話した内容を名前と一緒に記録するなどの方法です。しかし、毎回名前に意味を持たせるのは大変です。そこで、すぐにできて、且つ記憶に残りやすい方法をご伝授致します。それは昔から皆さんがやっている行為、「反復」です。名前を繰り返し呼んで覚える、というやり方です。人間は繰り返すことで記憶を定着させます。例えばかけ算の九九がいい例です。あれだけ何度も繰り返したおかげで、九九を忘れる人はいないと思います。自分の名前もそうです。自分の名前を書けない人はいませんね。それは反復して読み書きしてきたからです。以前CMでやっていた檸檬(レモン)という難しい漢字も、今は書けなくても何度か書いたらきっと書けるようになります。では、反復を名前の記憶に応用するとどうなるでしょう?それは「会話の中で繰り返しその人の名前を呼ぶ」ということです。例えば、「田中さんですね。はじめまして。田中さんはどちらのご出身ですか?」「へ~そうなんですか。田中さんは寒い季節はお強いですか?」「田中さんはどんなお仕事をされていらっしゃるんですか?」「そうですか~。田中さんのような方がいらっしやると会社もさぞかし明るいでしょう」「今日は田中さんとお話できてうれしかったです」のように名前を連呼する。これが記憶に残る反復作業になります。達人レベルになると、お会いしたあとのメールでも、「田中様、本日はお時間をいただきありがとうございました。田中様とお話しできてとっても楽しかったです。田中様のお話は本当に刺激的で、時間があっという問に過ぎてしまいました。また田中様とお会いしたいです」ちょっと極端に書きましたが、このように反復して名前を記憶に残していきます。「エビングハウスの忘却曲線」はご存知でしょうか?

人は時間が経つにつれ、どんどん忘れていく。放っておくと1ヶ月で80%のことを忘れます。逆にすぐに反復すると記憶の定着率が飛躍的に伸びるというものです。名前もすぐに反復すると覚えやすいです。会話におけるすぐにとはいつか?それはまぎれもなく会話の最中です。一流は名前の重さを知っています。名前を忘れられたとき、承認欲求がどれだけ下がるか、どれだけ自己否定されたようなイヤな気持ちになるか、そこを重々承知しています。ぜひ、記憶術の王道「反復」を通じて、その人の名前を脳内に刻み込んでください。『一流は、相手の名前を反復して覚える名前を聞いたら、その場で何度も口に出すことで記憶に定着させる』

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