「出来ない⇒どうやったら出来るかを考える」(933号)・・ライフワークバランスのAZA

オリンピックを前に、スポーツの明るい話題が相次いでいますね。先日陸上100メートルの山県亮太選手が9秒95の日本記録を樹立しました。腰痛や右足首靭帯断裂、右膝痛など度重なるケカからの見事な復活劇に心を打たれました。山県選手の次のレースは東京五輪代表選考会となる日本選手権(24日開幕)です。9秒台のライバル3人らと代表の3枠を争うハイレベルなレースになります。体操では、全日本種目別選手権で内村航平選手が4大会連続の五輪出場を決めました。個人総合2連覇を含む7個のメダルを獲得しているレジェンドも32歳です。東京五輪を集大成の場と位置付け、鉄棒に専念して出場切符をつかみました。コロナ禍にあってアスリートが心身共にベストな状態で試合に臨むのは並大抵のことでは有りません。それを支えるのは東京五輪・パラリンピックへの情熱ではないでしょうか。

内村選手は昨年11月、東京で開かれた国際親善試合の閉会セレモニーで、こう訴えました。「『できない』ではなく、『どうやったらできるか』と考えてほしい」と・・。五輪開催への風当たりはまだまだ強いのが現状です。政局にも利用され野党は反対の姿勢です。″中止″を叫ぶだけなら簡単です。どうやったらできる力に・・。その問いに答えを出す時が目前です。世界が協力し合って困難を乗り越え、安全・安心の開催ができたといえる歴史に挑むのが今大会ではないでしょうか。全世界の人々に勇気と希望を与えるオリンピック開催を祈っています。

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