「論語“と”算盤から学ぶ」(985号)・・ライフワークバランスのAZA

今週2日間、大手町にある研修会場で「高度実践型・経営力強化研修」を受講してきました。毎回、題材になる実在の企業の経営課題に具体的な対策と改善策をチーム毎にワークで作成します。今回は弊社のような製造業1社・JR東日本の新幹線の清掃でおなじみにTESSEIが題材になりました。学びながら弊社の経営課題も少しずつ見えてきました。しっかり学び、学んだことを今後の経営に活かしていきます。さて読書の秋。皆さんは愛読書やお気に入りの著者はいらっしゃいますか?人生には「座右の書」とも言うべき自身の生きる哲学書を持っている人は、強いですし偉業を成し遂げるエネルギー源にしていますね。米大リーグで今季、ホームラン王争いを演じているエンゼルスの大谷翔平選手は、44本の本塁打、投げては2桁勝利に迫る。投打の「二刀流」は、100年前のペーブ・ルーズ以来です。現在、彼と本塁打王を争うプルージェイズのゲレロ選手は「この世の人間じゃない。信じられないよ」と驚嘆しています。大谷選手が、渋沢栄一の教え『論語算盤』を愛読していると知った渋沢の玄孫、渋沢健氏は「二刀流は、まさにの力」(A E R A d o t. 7月11日付)だと言っています。道徳を説く「論語」と利益を求める「算盤」は、方向性が逆に見えるが、どちらかを選ぶ「論語か算盤」ではないのです。氏は、一見相反する両者を結ぶ゛“「と」の力”は「うまくマッチングすればそこで新しい創造が生まれる」と・・。世界のホームラン王、王貞治氏も「両方は無理」と言った二刀流で大活躍する大谷選手はプロ1年目に、「これは無理、絶対にできないといった限界を感じたことは一度もありません」と語っていました。(児玉光雄著『大谷翔平86のメッセージ』)今コロナ禍で、「感染防止社会経済活動」の両立など困難な「と」に直面する中で、「と」に挑む諦めない心で知恵を絞りたいですね。この秋は是非「良書の読書」に挑戦してみませんか。

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