「目標達成へ・SDGs週間」(990号)・・ライフワークバランスのAZA

SDGsを学び弊社にどのように取り入れるか?社内でもグループディスカッションを行い、またコンサルにも指導を頂き導入準備中です。近日中にプロジェクトチームを結成し、具体的に取組方針を作成していく予定です。さて最近、メディアでも触れる機会が増えている「SDGs」。どんなイメージを持っているでしょうか?貧困や不平等、気候変動の克服などを掲げる国連の「持続可能な開発目標」で、2030年までの達成を目指しています。そう何となく知っているものの、どこか自分には縁遠い世界の話と感じている人も多いのでは無いでしょうか。しかし現実は、各国政府だけで目標達成はできません。ゆえに国連は「市民社会や企業、国際機関、信仰団体、個人など、その他の主体による協調行動も必要」と多様な参加を促しています。2015年のSDGs採択から6年。現在、一人一人の意識を高め、行動を喚起することを目的とした「SDGs週間」(今月26日まで)が開催され、世界各地で数多くのイベントが行われました。SDGsへの人々の意識や行動の変化、また、それらが与える地域・社会への影響は確実に広がっています。特に、学校教育などで「気候変動問題」や「サステナブル(持続可能)」について学んできたZ世代(1990年代中盤以降生まれ)と呼ばれる若者たちに関わる分野では顕著です。例えば、来春卒業予定の就活生に就職先企業を選ぶ上で重視した点を聞いた調査では、「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した人の割合(17・3%)は「有名企業であるかどうか」と回答した人の割合(13・8%)よりも高かったのです。また、近年は、表面的にしかSDGsに取り組んでいないことを指す「SDGsウォッシュ」といった言葉も生まれるなど、企業を見る目は厳しくなってきています。SDGsの目標を達成する道は、決して平坦なものでありません。グループで連携し力を合わせて行動を行うこと、私達1人1人が考えて具体的な行動を起こすことが重要です。

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