「世界最高・最強の戦略書」孫子の兵法を「孫子の兵法がマンガで3時間でマスター出来る本」からブログでもわかりやすくご紹介しています。古くは三国志の登場人物・曹操から日本の戦国時代を勝ち残った徳川家康。現代では世紀の実業家・ビルゲイツや成功者と言われる人達の愛読書でも有名です。今日は、『絶対に負けない技術:できます!と声に出す』という話をさせてください。孫子の言葉に「勝(かち)は知る可(べ)く為(な)す可(べ)からず」というものがあります。また「為(な)さざるなり、能(あた)わざるに非(あら)ざるなり」「できないと人は言うが、それはしないだけのことだ」という意味です。「できません」「だめです」などの言葉は人のエネルギーを低下させます。もちろん、事実を認めることは大切です。根拠のない楽観はビジネスで許されません。ただ、気分だけで可能性をなくすのは愚策ですね。悲観的になっていては、何事も前に進みません。どうせ否定するのなら、納得できるだけの根拠を持ちましょう。「○○だからできない」とすれば、その理由を変えてしまえばいいのです。すると「こうすればできます」と、ポジティブな発想が生まれてきます。何かをするべきだと思っていても「できない」と言う人は多いです。しかしそれでは、いつまで経っても仕事ができる人にはなれません。たとえば、嫌いな相手に頭を下げることは簡単です。身体的には上半身を前に倒すだけでいいのです。では、なぜできないのか? 問題は心の方にあリます。つまり、やるべきことに心が向かっていないのです。本当は「できない」のではなく「やりたくない」のです。人間は気持ちが行動を制限してしまいます。しかし、それ流されてはいけません。流されるのではなく、見方を変えてみませんか。心で止めるのではなく、心で後押ししてみることです。具体的に「できます」「やります」など、肯定的な言葉を口に出してみると効果的です。言葉には「ことだま」という力があると言われます。また「やりましょう」「できます」という言葉が自分の耳に入り、脳にフィードバックするだけでも効果があります。私達の設計業務でも同じことがあります。難題に向かって、出来ない理由を並べる人です。これでもかっ!というほど並べる人がいます。いっぽう可能性の欠片を探し、そこを突破口として解決策を見出す人もいます。私達技術者は、常に挑戦者として難題に挑み続けなくてはなりません。そんな時に「やります!」「出来ます!」は大切な問題解決のスイッチにもなります。不可能を可能にする言葉、大切にしたいですね。
エンジニアリング・最近の実績☆☆AtoZtoA