「終わりの時間を設定する」(1062号)・・ワーク・ライフバランスのAZA

弊社では「10minノート」を全社員共通のアイテムとして支給しています。毎日の仕事をはじめる前の10分間を利用して1日の業務の段取りを行います。ざっくりの場合も有りますが、段取りを具体的な時間に落とし込んでから作業に入ります。このような習慣で大きく業務効率の改善が出来ます。さて振り返ってみて先週は予定通り業務推進出来たでしょうか?思うように進ませるとが出来なかった方の参考になればと「おもしろいほどいやる気になる本」から「終わりの時間を設定する」というお話を紹介します。仕事でも何でもそうですが、何かに取り組むときには、「いつまでに終える」という終わりの時間をきちんと設定しなければなりません。終わりの時間を決めておかないと、ダラダラといつまでもそれをつづけてしまいますから・・。「この仕事は、午前中までに終わらせる!!‥」「これは、夕方までに片づける!!‥」終わりの時間を決めると、それに合わせて終わらせようという意識が働きます。つまりは、いやがうえにもやる気が出てくるのです。情報収集するときにも、時間を決めてやらないと、いつまでもインターネットでの情報収集が終わらなくなります。「3分以内に見つけられない情報は捨てる」というくらいの意気込みでやらないと、果てしない情報収集の罠にはまってしまうことになるでしょう。米国ボーリング・グリーン州立大学のハワード・ロスステイン氏によりますと、「時間的プレッシャー」を与えると、人はその時間内にどうにかしようとして、ものすごく効果的な判断のやり方を自分なりに考えて実行すると言います。たとえば、6秒ごとに次の問題へ進んでしまうというプログラムを作って、幾何学のような問題を解かせると、学生は、単純なルールを自分なりに作って、それでポンポンと判断していくそうなのです。「じっくり取り組まなければいい仕事はできないのではないか」と思う人がいるかもしれませんね。たしかに、そういう仕事もあるでしょう。しかし、私たちは、無制限に時間があると思うと、どうしてもやる気になりません。たとえ時間がいくらでもあったとしても、自分なりに終わりの時間を設定して行いましょう。是非ご紹介した話を参考に、1つ1つの仕事に「終わりの時間を設定して」毎日の予定を確実に達成させて行きましょう。

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