「SDGs革命が半導体100兆円時代を創出」(1079号)・・半導体製造装置設計のAZA

弊社では、現在4つのプロジェクトを進めています。その1つが「SDGsプロジェクト」。弊社としてSDGsにどのように取り組んでいくか様々な角度で検討しています。現在は参考になる会社様の取り組みを学びながら進めています。日常業務と並行して進めなくてはならないのですが私自身もしっかり注力していきたいと決意しています。さて、SDGs革命には3000兆円が投じられると言われますが、このうち3%は半導体デバイスに落とし込まれると言われています。簡単に言えば、これまでの半導体の生産額の伸びに加えて、毎年5兆~6兆円のSDGs絡みの半導体需要が出てくるので、半導体はとんでもなく伸びるという予想は、誰が考えても妥当なところであります。そしてまた、メタバースによる半導体需要も凄まじいことになっており、インテル社によれば、今後のコンピューティング能力は現在の1000倍が必要になるとしており、半導体100兆円時代はもうすぐそこまで来ているのだと言えます。直近の世界の半導体売上高を見ても、2021年については驚くことに、前年比26%増を達成し、約64兆円まで押し上げてきました。半導体の出荷数としては1兆1500億個を突破したと見られています。意外なことに、一番伸びた製品は自動車用ICであり前年比34%増、次いでアナログ半導体が同33%増となっています。これを見ても、SDGsの時代にあっては、最先端半導体も伸びますが、ミドル、ローエンドといったレガシーチップも伸びてくると言われています。その意味でも、シリコンファンドリー世界最大手のTSMCが熊本に新工場を計画し、最先端ではないプロセスのラインを立ち上げることには、意味があるのでしょう。私達の業務も尚、忙しくなります。効率UPとアウトソーシングを進めて行きましょう。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA