「コロナワクチンの4回目は?」(1101号)・・精密機械設計・製作のAZA

新年度になりました。1月に立てた目標もあると思いますが。。。
・もう忘れている
・出来そうにもないのであきらめている
・状況が変わって違う目標になった
などという人もいらっしゃるのではないでしょうか。自分で立てた今年の目標に嘘をつかないためにも現実的な目標に見直すのには良いときではないでしょうか。さて先日コロナワクチン3回目接種を終えました。前回、前々回と副反応はほとんどみられませんでしたが、今回は微熱とそれに伴う倦怠感で2日間苦しみました。また半年後に4回目接種が・・??。今後のワクチンですが4回目の接種に向けた準備が始まりました。まだ3回目の接種が終わっていない人も多いのに、4回目の接種は必要なのか。3回目までで効果はあるはずだったのでは・・・?今後、また打ち続けないといけないのか、4回目接種に関する情報をまとめてみました。日本国内でのワクチンの接種率は、2022年3月下旬の時点で、高齢者では3回目の追加接種を終えた人が80%を超えましたが、全体では40%ほどにとどまっています。その中で、早くも、政府は4回目の接種の実施を視野に、必要なワクチンの確保を行うことを、新型コロナ対策の基本的対処方針に盛り込まれました。イスラエル保健省などの研究グループは、4回目にファイザーのワクチンを接種した154人と、モデルナのワクチンを接種した120人について、3回接種の人と比較して分析しました。それによると4回目の接種のあとでは、中和抗体の値は10倍程度に上昇し、3回目の接種を終えたあとをやや上回る水準になりました。ファイザーとモデルナのワクチンで差は見られなかった一方、オミクロン株の働きを抑える働きは、従来型のウイルスを抑える働きと比べると、10分の1程度にとどまっていました。
また、無症状を含めた感染は3回接種の人では25.0%で確認され4回目に
▽ファイザーのワクチンを接種した人では18.3%
▽モデルナのワクチンを接種した人では20.7%で確認されました。
その結果、4回目の接種によって、無症状を含めた感染を防ぐ効果は3回接種の人と比較した場合
▽ファイザーのワクチンで30%
▽モデルナのワクチンで11%
また、発症を防ぐ効果は
▽ファイザーのワクチンで43%
▽モデルナのワクチンで31%と推計されるとしています。
一方、副反応の割合は、2種類のワクチンを合わせた全体で
▽局所の痛みが78.8%
▽けん怠感が33.2%
▽筋肉痛が24.5%
▽頭痛が21.5%
▽37度5分を超える発熱は6.6%などとなっていて
多くの人で何らかの症状が出たものの、大きな影響はなかったとしています。研究グループは「3回目の接種までで免疫は完成されていて、その後低下するが、4回目の接種で回復すると考えられる」とした一方、「4回目接種は健康で若い医療従事者にはわずかな利益しかない可能性がある」としています。またファイザーは3月15日、このデータを分析した結果、60歳以上の人では、3回目の接種から4か月以上たったあとで4回目の接種を受けると、感染が確認される人は半分に、重症化する人は4分の1になったと発表しています。こうした結果をもとに、ファイザーとモデルナは3月中旬、アメリカの規制当局に対し、4回目の接種の緊急使用の許可を申請しました。免疫学が専門で、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之 招へい教授は、4回目の接種について、イスラエルのデータなどからは、重症化を予防する効果がいったん下がっても、再び上がることが期待できるとしています。

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