「春の全国交通安全運動」が今日から始まりました(15日まで)。重点は「子供を始めとする歩行者の安全確保」「自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保」など。4月は就職や転勤、入学など生活環境が変化することも多いです。だからこそ、交通安全への意識を強くし、無事故を期していきたいです。警察庁によると、交通事故で死亡した小学生以下の子どもは2017~21年の5年間で217人に上り、約半数が歩行中だったといいます。警察庁の担当者は「子どもや保護者には、横断時に手を挙げるなどの安全教育を進めることが大事です」と呼び掛けています。就学前と違い、小学校に上がると、子どもたちの行動範囲は格段に広くなり、親の目の届かない時間も増えます。それだけに、子どもたち自身の交通安全意識を高めることが大事になります。例えば、親子で外出した際に交通ルールや地域の危険箇所などを繰り返し確認するとともに、大人がお手本を示すことも大切です。また自動車やバイクを運転する人は、通園・通学時間帯には「子どもの飛び出しがあるかもしれない」との危機意識を持って運転するよう注意したいですね。自転車に乗る際も十分に注意が必要です。近年、健康志向で自転車を利用する人も増えています。その一方で、信号無視や一時不停止などルール違反の運転が原因で事故も多く発生しています。警察庁によると、昨年の自転車運転による死者数のうち、約75%が法令違反によるといいます。自転車は気軽な乗り物ですが、乗る際は常に「車両である」との意識を忘れないことが重要になってきます。運転中に携帯電話で通話したり、ヘッドホンなどで音楽を聞いたりしながらの「ながら運転」は厳禁です。“これぐらいはいいだろう”という油断が、大事故につながりかねません。ハンドルを握る前は「絶対に事故を起こさない」と心掛けましょう。出かける際は無事故の声掛けも大切ですね。
エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA