「新しい設計の可能性を探る機能」(1123号)・・半導体製造装置設計のAZA

現在行っている客単価を上げるディスカッションの参考になるような具体的な事例をご紹介したいと思います。1つは3Dデーターを活用したアニメーションの紹介です。今日ご紹介するアニメーションは組立アニメーションCG映像を含むエンジニアリングアニメーションです。
組立のアニメーション https://www.youtube.com/watch?v=IuTvznKQ1Po
エンジニアリングアニメーション(CG映像)https://www.climb-ncd.co.jp/01_CG.html#gijutu
その他にも3次元CADによるDRの手法が有ります。モニターで3次元データを見ながら行なうこともでき、充分有効な方法ですが、VRを取り入れればさらに高度なDRが可能となります。Autodesk VRED であれば、限りなく実機に近くリアルな VR 空間を再現できます。従来の設計レビューで見落としがちな問題を容易に発見できるのはもちろん、VR コラボレーション機能を使えば、ベテランと若手が同じ VR 空間でモデルを見ながらレビュー可能となり、ノウハウ継承もスムーズに行なえます。
2つ目にご紹介したいのは、新しい設計の可能性を探る機能です。ジェネレーティブデザインは、設計者が設計目標とともに機能、空間条件、材料、製造方法、コストの制約などのパラメーターを入力することで、AIとクラウドが可能性のある選択肢をより多く見つけ出し、人間が考え付かないような設計案を生成します。かつてこのジェネレーティブデザインによる設計案はきわめて有機的な形状だったため、3D プリンターでしか加工できないという制約がありましたが、現在では切削加工やダイカストも対応可能となり、適用範囲が広がりつつあります。国内でも導入企業が急増するなど、今後要注目の手法の一つといえるでしょう。またジェネレーティブデザインはコンピュータと技術者・デザイナーが共同で設計開発を行う技術といえます。https://redshift.autodesk.co.jp/table-tennis-robot/

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA