「目の健康維持方法」(1130号)・・健康経営優良法人のAZA

コロナ禍により外出する機会が減り、屋内でパソコンやスマホを使う時間が増えてその影響は目にも出ているといわれています。今日は目の健康維持に関する記事をご紹介します。引くコロナ禍で、ドライアイや眼精疲労のほか、近視や老眼が進んだという人が目立ちます。スマホやパソコンなどを利用する時間が増えたことが、最大の要因です。人間は1分間に約20回、まばたきをします。本や新聞を読む際は12回程度ですが、デジタルデバイスの画面を見る時は6~7回ほどに減ってしまいます。これは、目が「見逃してはいけない」と無意識に反応し、画面に集中するからです。その結果、目は休めずに乾燥してしまい、ドライアイや近視などの健康被害が起きてしまいます。近視は、子どもの頃にしか進まないイメージがあると思います。しかし、パソコンを使い始めてから急に悪化したという高齢者もいらっしやいます。近視が進むと、白内障や緑内障、網膜剥離など、目の病気を引き起こす原因となります。目の乾燥を引き起こす原因の一つには、涙の質の悪化も挙げられます。涙は水分だけではなく、まぶたから分泌される油分も重要。 DHAやEPAなど、魚に含まれる良質な油分を摂取することが大切といわれます。目の健康の維持には、いくつか方法があります。
①目を温めて涙の″質″を良くすること。市販のホットアイマスクを使うほか、水に濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで約40秒間温めて、閉じた目の上に置くのも効果的。入浴時に、お風呂の湯をタオルにつけて行うのも同様です。
②片目ずつチェックすることです。目は片方が悪くても、もう片方で補い合うようになっています。そこで、一日1回、カレンダーを片目ずつで見るようにしてはどうでしようか。
実は片目だけで見ると、ゆがんで見えることが分かる場合があります。
③栄養面では、緑の濃い緑黄色野菜に含まれるルテインという栄養素が重要です。目と言えば、ブルーベリーでおなじみのアントシアニンを想像されると思いますが、実は、アントシアニンは体全体を巡るため、目にたまりにくいのです。一方、ルテインは目にたまってくれる抗酸化物質。目の病気に抵抗する効果が期待できます。
④運動面では、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動が良いです。週1~3回、1回当たり30分程度が効果的です。自宅にこもっていると、ついつい手元のものばかりを見てしまいがちです。遠くを見ながら運動しましょう。
⑤遠くと近くを交互に見るトレーニングも有効です。目から30センチほど前に出した指を見た後、2メートル以上先を見ます。それぞれ5秒ずつ合計で10秒を10回くらい繰り返します。そうすると、目のピント調節機能がリラックスすると言われています。私達の仕事は目がとても大切ですが、酷使してしまうのも目です。目を健康に保てるよう、日常生活でできることから始めましょう。

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