こんなに早い時期の猛暑は尋常では有りませんが、世界でも異常な高温が続いています。6月には欧州各地で40度超えを記録しています。今月3日にはイタリア北部のアルプスで一部の氷河が崩落しました。急激な気温上昇が原因と見られます。日本では異例の早い梅雨明けと連日の猛暑……改めて地球温暖化との関連を考えざるをえません。今日は「クールアース・デー」。七夕の日に地球環境の大切さに思いをはせ、家庭や職場で、節電など具体的な温暖化対策を推進しようと2008年に制定されました。同年7月のG8洞爺湖サミット(主要国首脳会議)開催に合わせ創設されたものです。同サミットでは温室効果ガスの削減へ長期目標が合意されましたが、「脱炭素社会」実現へ、その挑戦はより一層の加速が求められています。大きな目標の達成には一人一人の意識変革が不可欠であります。なぜ、私たち一人ひとりの行動が必要なのでしょうか? 「脱炭素」と「私たちの暮らし」は関係ないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。実は、我が国のCO2排出量の約6割が、衣食住を中心とする「ライフスタイル」に起因しています。衣・食・住・移動など、私たちが普段の生活の中で消費する製品・サービスのライフサイクル(製造、流通、使用、廃棄等の各段階)において生ずる温室効果ガスが、我が国のCO2排出量の約6割を占めているのです。私たちが、生活の中でちょっとした工夫をしながら、無駄をなくし、環境負荷の低い製品・サービスを選択することで、こうしたライフスタイルに起因するCO2削減に大きく貢献することができます。あなたも、「ゼロカーボンアクション30」を始め、できるところから、カーボンニュートラルなライフスタイルに取り組んでみませんか。 そうしたライフスタイルは、地球環境を守るだけでなく、経済的、快適で、質が高く、心豊かな暮らしにもつながるかもしれません。
エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA