「人生で成功・失敗する人」(1178号)・・「技術屋の相談役」のAZA

今日は書籍「生き方の教科書」から元・株式会社パソナキャリア社長の渡辺氏の「人生で成功する人、失敗する人」というお話を紹介致します。パソナキャリアは再就職支援サービス事業の会社です。――私はベンチャー立ち上げの頃からカウンセラーとして五千人を超えるベテランビジネスマンと面談を重ねる中で、仕事や人生に成功する人、失敗する人には驚くほど共通した点があることに気づきました。
【人生で失敗する人】
①会社や上司への愚痴、悪口、不平不満などマイナス言葉、否定語の多い人は「人生」でも「仕事」でも決してうまくいかないという点です。よい大学を卒業し一流企業に籍を置きなから、レールを外れ辞めざるを得なくなる人の中には、マイナス言葉のオンパレードという人が少なくないのです。
②「自分の損得にこだわる傾向にある人」も、長期的に見たらうまくいっていません。すぐに次の就職先が決まったとしても、その方が以前と変わらないマイナス言葉のままだと、短期間で辞めることになってしまいます。理想的な仕事に恵まれても、その環境の中で愚痴や不満のネタを見つけ、同じことを繰り返すからです。
【人生で成功する人】
再就職に限らず物事が順調にいく人は、その多くが・・
①感謝や褒め言葉のようなプラスの言葉を発する人
②周囲を和ませる明るい雰囲気の持ち主
このように考えると、人間は普段思っているとおり、発している言葉どおりの人生を送ると言ってよいかもしれません。これは決して精神世界の話ではなく、お会いする方の言動や履歴書、職務経歴書を見るうちに、私が強く感じた、ある種の法則のようなものなのです。
私たちは自分の心を変えようと思っても、なかなかうまくいきませんが、習慣を改めることは可能です。人生や仕事を幸せに導く第一歩は言葉を変えることであり、再就職支援で重要視するところです。ところが、マイナス言葉ばかり発している方は、自分でなかなかそれに気づきません。しかし、なかなか就職が決まらず何度も挫折を経験する中で、謙虚になっていかれるケースを数多く見てきました。物事を謙虚に受け止めるようになることで、知らず知らずのうちにネガティブな考えやマイナスの言葉遣いが変化し、そのことが人生の転機となり、職場で活躍されるのです――。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA