「太らない!疲れない!決め手は代謝力」(1185号)・・健康経営優良法人のAZA

太らない!疲れない!決め手は代謝力と言われています。「代謝」とは、一言でいえば、古いものと新しいものとを入れ替える体の働き。食べた物から効率良くエネルギーをつくって、必要な栄養と不要な老廃物を入れ替え、細胞分裂を促す働きです。その代謝の回路が活性化しているほど、体脂肪も疲れもたまりにくい体でいられます。そんな体を維持するための秘訣について、アンチエイジング医学の先生のお話を紹介致します。テレワークで体重増加中、疲れ気味の方は参考にしてください。私たちの体内の組織や細胞は、1秒たりとも同じ状態ではありません。血液や内臓、骨、皮膚、髪などは、常に新しく生まれ変わっています。と同時に、体に不要になったものを体の外に排出することで、健康な体を維持しています。この組織や細胞の入れ替えが、一般に「新陳代謝」といわれているものです。この新陳代謝を円滑にするためには、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温を調節したりと、生命機能を維持するための働きが深く関わっています。これらの代謝活動の根幹を担っているのが、食物に含まれる栄養分をエネルギーに変える「エネルギー代謝」の仕組みです。体内で行われている様々な代謝はすべて、このエネルギーを使って行われているのです。約30兆個の細胞を生かして働かせながら、日々寝たり、食べたり、動き回ったり。すべての活動を支えるエネルギーは、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素を原料につくられます。よく代謝が良いとか悪いとかいわれますが、代謝が良いとは、食べ物から得たこれらの栄養素をエネルギーに変えるスピードが速い状態です。代謝が活発だと三大栄養素が余すことなく使われて、たくさんのエネルギーをつくることができるので、体がイキイキと健康でいられます。しかし、代謝が低下してしまうと、これらの栄養素がうまく消費されず、糖質や脂質が体脂肪として蓄積されて太りやすくなります。また、つくられるエネルギーが少ないので、疲れやすくなってしまいます。代謝力を上げるためには毎日の食事がエネルギー生産力を決めるカギになります。酵素や補酵素が不足しているとエネルギーの吸収が効率よく稼働できなくなります。さらに血流をよくするには酢酸やクエン酸、青魚に含まれるDHAやEPAなどを上手く摂りたい成分です。それに大切なのが運動です。特に日頃から太ももや背中などの大きな筋肉を動かすことが重要になります。

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