話しかけられやすい人になる・みかんの保管の法則」(1209号)・・精密機械設計のAZA

私達の仕事はアイデアの積み重ねで成り立っているといってもいいのではないでしょうか。このアイデアはコニュニケーションの中から生まれると言われます。会話はコミュニケーションの基本ですが、結構難しいスキルにもなります。そこで会話のコツについてコミュニケーション戦略研究家のお話を紹介致します。ーー「昔は上意下達の監督のようなリーダーがよしとされていましたが、いま求められているのは「共感型のリーダー」です。フラットなコミュニケーションで、チームとして心理的安全性を築いていく。部下も意見を出しやすく、互いに高め合っていける組織作りが求められています」この変化を理解せず、威厳をもって指示を出すコミュニケーションがいまだ通用すると信じている経営者・管理者が多いらしいです。(弊社には無いとおもいます)「新たなリーダー像に近づくためには、親しみがあり、話しかけられやすい人になることが非常に重要な条件です。話しかけられやすさは、自分がどれだけ話しかけているかに比例します。自分が発信するというより、いかに相手の意見に耳を傾け、話を引き出せるか?人は自分が聞きたいと思う情報しか受け取らないので、自分語りの説教は※馬耳東風(ばじとうふう)です」重要なのは、自分が何を伝えたいかではなく、相手の目線に立ち、求める情報は何かを考えること。「この人は自分の気持ちをわかってくれる」と思ってもらえれば、自然と会話も増えます。「1on1ミーティングの回数を増やすなども有効ですが、いいことをしたらその場で褒めて、ダメなことをしたらその場で叱る。そうすることで、部下が自発的に行動するようになります。認める・共感する・褒める・感謝する。それぞれから文字を取って『みかん保管の法則』と呼んでいますが、この4つを意識していきましょう』自らが積極的に話しかけていくことで会話が増え、自発的に行動する部下の育成にもなります。さっそく今日から始めてみてはいかがでしょうか。
【みかん保管の法則】
「みとめる」相手の存在や行動に気づき、認める
「きょうかんする」相手の気持ちや意見に同調し、肯定する
「ほめる」優れた点を褒める
「かんしゃする」ありがとうと礼を言う
日本ではネガティブなフィードバックになりがちですが、ポジティブに『これがよかった』と具体的に伝えることが大切です。
※馬耳東風(ばじとうふう):人の意見や批評を全く気にかけないで聞き流すこと

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA