「何もせずに一生元気はあり得ない」(1212号)・・半導体製造装置設計のAZA

市販で一番売れているビジネス総合誌の「PRESIDENT」を愛読しています。最新号は「人生後半の時間術」について40代~80代の時間の使い方、生活習慣、健康について様々な角度からかかれています。今日は健康習慣についてご紹介致します。―あなたが健康を損なう原因は「遺伝」や「たまたま運が悪かったから」ではありません。圧倒的に「生活習慣」の影響が大きいという事実を私はこれまで数万人の患者を診てきたことで強く実感しました。かつて私は、病院にて人間ドックの担当医として40代以降の経営者やビジネスパーソンを数多く診察し、予防医学的な知見を得ました。100年近い長い人生をどう生きたら、うまく元気に後半生を過ごせそうかが見えてくるんです。元気な高齢者とそうでない人の差は第一に、生活習慣をきちんと考えているかどうかにあるのです。何も考えずに暮らしていて、たまたま年をとっても元気で健康という大は少数です。40歳くらいまでは相当無茶しても、よっぽどのことがない限り病気になりません。だけど、それは若さの特権です。50代、60代になる頃には、これまでの健康負債が積み重なって突然「当たり前の健康」を失うから、「なんで今?」と思ってしまうんです。生活習慣の中でリスクが一番高いのは喫煙、2番目が飲酒です。また見落としがちなのは食事と運動と睡眠、そしてストレスです。生活習慣病は本格的な疾患の入り口であり、その発生にそうした要因のどれか一つではなく、複数の要因が関わっています。食習慣にはじまり、運動すること、睡眠をしっかり取ること、ストレスを避けること。こうした生活習慣のマネジメントができているかどうかが、高齢になったときの健康状態を決めます。健康状態は「食べるものが何か」でかなり決まってきます。気をつけるのは炭水化物を摂りすぎず、野菜をしっかり摂り、動物性脂肪は控えめにし、食物繊維をたくさん摂ることです。運動については、軽い体操や、「1駅分歩く」ことをお勧めしています。何もスポーツをしなくてもいいのです。大事なのは「運動しよう」という意識を持ち、まず一つ何かすること。1駅歩くような人は、ほかでも運動しているものです。日々のストレスが大きいと免疫力が下がってしまいます。白血病になったりリンパ腫になったりする人のほとんどは、発症の数年前に、お子さんが死んでしまったとか、仕事がめちゃくちゃにしんどかったなど、大きなストレスを受けているものなのです。苦しい事業をずっと続けていて、ようやく少しうまくいきだして、ほっとしたときに病気が出るといったこともあります。体と心は一体なのです。自身の生活習慣を今一度点検してみてはいかがでしょうか?

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA