「与えられたポジションを自分色に」(1220号)・・TeamAZA

いまいち盛り上がりに欠ける中で4年に1度のサッカー・ワールドカップがカタールで開幕しました。ところが一転、日本の歴史的な大勝利で爆発的に盛り上がってきました。日本は7大会連続7度目の出場で、23日現地時間午後4時(日本時間午後10時)に強豪ドイツとの初戦に臨みます。2026年のワールドカップから出場枠を48カ国に拡大することが既に発表されています。これにより、2022年のカタール大会が現行の32カ国体制で臨む最後のW杯となります。1次リーグは4チームずつA-Hの8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。12月18日の決勝まで計64試合が行われますが、歴史を開く熱い戦いに期待したいですね。新聞記事のご紹介です・・・長年、日本代表で活躍し、今季限りの現役引退を発表した中村俊輔さん。今大会で初のテレビ解説を務める彼は選手時代、中盤でゲームメークする「トップ下」にこだわっていました。しかし実際はチーム事情などにより、本来の希望するポジションで出場できない時も多かったのです。葛藤もありましたが、彼自身の持っている“ひきだし”を使い、与えられたポジションを自分の色に染めようと努力を重ねました。中村さんは社会でも似たようなことがあり、やりたい仕事をできないのは珍しいことではないと言われています。「その中で使命感を持ち、やりがいを見つけていくことで自分自身が成長できる」と・・(『中村俊輔式 サッカー観戦術』ワニブックスPLUS新書)職場でもあらゆる組織でも、時代や立場によって、求められる役割は変わってきます。それゆえに、これまでの経験を生かしつつ、変化に対応できる力を磨いていけるかどうか?そこに、より良い人生を生きるための条件があるのではないでしょうか。

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