「もっと早くに知っていれば・・」(1241号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク久しぶりに書籍のご紹介です。2020年に初版が発刊されすでに5回の増版されている東大生が世界で活躍するために読んでいる40万部のベストセラーです。
書籍名:「20歳のときに知っておきたかったこと」新聞広告でみて興味があったので読んでみました。スタンフォード大学の授業で実際に行われている演習が沢山のっております。どの演習も実際に生徒に考えさせ実践させて、でた結果なのでリアルでそのどれもがユニークでわかりやすく、「なるほどっ!」と共感しました。
著者は、スタンフォード大学の工学部を拠点として、学生たちに起業家精神に関わるプログラムを提供している。純粋な科学者や技術者として学生を社会に送り出すだけでは、不十分だと考えているからです。
このプログラムで学生たちは、チームでユニークで挑戦的な課題に取り組みます。
●「2時間で元手の5ドルを増やす」方法を考えて実践する、結果一番成果を出したチームは何と130倍の650ドルに・・
●「10個のクリップで4時間のあいだにできるだけ多くの価値を生みだす」実践では、パソコンモニター3台と交換出来たチームが有りました。
その他にもポスト・イット1冊から「共同音楽プロジェクト」「心臓病について啓蒙するキャンペーン」省エネを呼びかける公共広告「コンセントを抜きましょう」が産まれたのです。また常識を疑い、ニーズを見つけるという学びについて・・
著者はある授業で、学生たちに古いサーカスのビデオを見せ、伝統的なサーカスの特徴をすべて挙げてもらったあと、そこで挙げた特徴を逆にしてもらっている。「安いチケット」から「高額チケット」に「動物による曲芸」から「動物は登場しない」「けたたましい音楽」の替わりに「洗練された音楽」、「ピエロ」に対して「ピエロはいない」といった具合に。次に伝統的なサーカスのなかで、残しておきたいものを選んでもらう。こうしてできあがった新しいサーカスは、まるで「シルク・ドゥ・ソレイユ」風のものになるのです。私達の設計業務やそれに限らず、今までの常識を疑い逆転の発想で、物事を考え直すと新たな発見があるのです。そこからイノベーションが生まれるのです。実践結果が沢山掲載されている書籍で、普段から私達が考えている考え方が、全く間違っているとさえ思えます。読み終わる頃には、新しいことに挑戦する勇気をもらうことが出来ます。まさにもっと早く・・「20歳のときにしっておきたかった・・」と・・でも今読んでも全く遅くはありません。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA