技術屋のサブスク会社設立間もなく、ラジオ体操を10時と15時に行っています。我が社の伝統になりました。当社はCDプレイヤーで流していましたが、今では有線放送で時間設定し決まった時間に音楽が流れます。私達の業務はデスクワークがメインですので、どうしても身体がこり、固まりますので無くてはならない習慣の1つです。健康づくりの一環で多くの人に親しまれているラジオ体操は、1928年に逓信省簡易保険局(現・かんぽ生命)が制定し、今年で95年目を迎えます。改めて、ラジオ体操に取り組むことで得られる健康上の効果やメリットなどを調べてみました。ラジオ体操は、手軽に始められる運動です。毎日続けることにより、加齢や生活の偏りなどが主原因である体のきしみを取り除き、人間本来が持っている機能を元の状態に戻し、維持できます。よく知られているラジオ体操第一(立位)は、子どもから高齢者まで、誰でもできるように配慮されて作られ、全部で13種類の動作で構成されています。一方で、ラジオ体操第二は、第一と同様、13種類の動作ですが、青年・壮年層の人たちが体を鍛えて筋力アップできることに重きを置いているため、運動強度が強くなっています。実は、ラジオ体操を丁寧に取り組めば、3分間で全身の650前後の筋肉のうち、400ほどが刺激できるといわれています。特にラジオ体操第一の各動作には、正しい姿勢づくりや内臓や循環器の働き促進、転倒予防などの効果があります【イラスト参照】またラジオ体操を継続する効果は全国規模の調査・研究で明らかになっています。基礎代謝暈や筋肉暈などから算出される体内年齢は実年齢より約20歳若くなるほか、血管年齢も同様で、脳卒中や心臓病のリスクが低くなります。また運動しても息切れを起こしにくく、骨密度が非常に高くなることが分かりました。こうした影響で身体機能や活力の項目でも、国民標準値を大きく上回っています。ラジオ体操を実践している人たちの多くは、日常生活を送るのに健康上問題なく生き生きと楽しく過ごしているといえます。各地域の公園などで高齢者の方が中心となり毎朝6:30のラジオ放送に合わせて行われていることでも効果が理解出来ます。弊社も導入し行っている「ラジオ体操」力を込めて行いたいですね。