技術屋のサブスクプレジデントの5月号は新年度の企画として「夢をかなえる習慣」についての特集になっています。夢が実現した人は、なぜ実現したのか?科学的に、医学的に様々な角度から検証した内容が紹介されていますので非常に興味深く、参考になることが満載です。その中で今日は「隠れた才能を120%発揮する”脳の使い方”について1つご紹介します。「右手ばかりを使ってはいけない」との内容です。私たちの脳は左右対称に左脳と右脳に分かれています。「非言語」の働きをもつのが右脳で、「言語機能」を司るのが左脳。右脳が自然界から取り入れた情報を処理し、それを基に左脳が言語処理を行って、情報の調和をしていくのです。つまり、言葉を使って「こうなりたい」と目標を設定するのは左脳の役割で、そこに至るまでは右脳の下支えが欠かせないと言えます。左手を使うと右脳が、右手を使うと左脳が発達します。両方の手を均等に使うのが理想ですが、そう簡単にはいきません。左利きの人が生まれる確率はおよそ10%だといわれており、自動改札機や文字の書き順など、社会は右利きの人たちが使いやすいように整備されているからです。左利きの人にとっては日常生活で必然的に右手を使わなければならない状況が多く、左脳と右脳、どちらも自然と鍛えられます。しかし右利きの人が社会で左手を使う機会は多くありません。右脳が未発達の状態である可能性が高く、意識的に左手を使わなければ右脳が鍛えられないのです。右脳を活性化する方法として、お勧めしたいのは左手で歯磨きをすることです。囗と手を同時に使う歯磨きは、脳にとって刺激的な行為になります。左手で鞦ブラシを持って磨くだけで、右脳は大きな刺激を受けます。(私はマウスも左に変えました)脳の成長を妨げるの「マンネリ」です。いつも同じことを繰り返していると脳が慣れて、「このままで大丈夫だ」と変化することを放棄してしまいます。普段使わない筋肉が衰えていくように、脳の使っていない部分はどんどん弱まっていってしまいます。なので、意識的に生活に変化をつけてください。たとえば、365日同じルートで通勤移動するのではなく、通勤ルートを変えてみたり、仕事終わりに習い事を始めてみたりする。生活をマンネリから脱却させることが、脳を成長させることにつながります。日常の生活習慣時々変えてみましょう。