「米国制裁強化で案件集中・CMOSセンサー・・」(1280号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク米国政府による半導体制裁強化によって激震の中国半導体業界。私達のお客様も中国に輸出出来ない装置があります。先端プロセスを用いたメモリーやロジックの製造・国産化に暗雲が立ちこめるなか、制裁対象とはならないレガシー世代の半導体投資に傾注する動きが顕著となってきていると言われています。その代表格はSiおよびSiCなどの自動車向けのパワー半導体分野ですが、ここにきてそれに並ぶ勢いで投資計画が相次いでいるのがCMOSセンサーです。ファブレス企業の内製化シフトや先端メモリー/ロジックプロジェクトからの計画変更など、それぞれ事情が異なると言われますが、現状で少なくとも5件の投資プロジェクトが進行している情報があります。
【イメージセンサー】
私たちが見ている光景はアナログの世界です。かつてのアナログ・カメラでは、そのアナログ情報をレンズから取り込み、銀塩フィルムに記録していました。しかし、デジタルの世界では、光をセンシングして電気信号に変換させるデバイスが必要となります。これが、「イメージセンサー」です。イメージセンサーの仕組みとしては、まず、被写体からの光線をレンズなどの光学系を通して、受光平面に結像させます。その像の光の明暗を電荷の量に光電変換し、それを順次読みだして電気信号に変換しています。イメージセンサーには大別すると、CCDセンサーとCMOSセンサーの2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、かつてはCCDセンサーが市場をけん引していました。しかし、近年では、CMOS技術が急速に進歩し、シェアを逆転。今日では、産業用CMOSカメラが、マーケットの大多数を占めています。半導体をめぐる国際情勢とそれに対応する関連企業から目が離せません。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA