「あなたは大丈夫?スマホ認知症・・」(1282号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスクたまにしか電車に乗りませんが、だからすごく感じることは、スマホの利用者がとにかく多いです。警鐘を促す記事のご紹介です・・。最近、若い世代から、スマホの使い過ぎにより、記憶力の低下など認知症に似た症状を訴える人が増えています。病名ではありませんが軽視できないという「スマホ認知症」について、専門家に聞きました・・。「原因は脳の疲労でしょう。現時点で直接認知症に発展した症例は報告されていませんが、過度な使用を続ければ、将来的なリスクが高まる可能性はあります」と専門家は指摘します。スマホ認知症は、アルツハイマー病など認知症のリスクが高い高齢者より、若年層で問題視
されています。「日常的にスマホを使う高齢者は、使わない高齢者と比較して認知症の比率が低いと報告されているため、適度な使用であればお勧めできます。問題は、1日に5時間以上もスマホ画面を見ているような10~20代前半の若者の将来です。2060~2100年にかけて、アルツハイマー病患者がさらに増加するのではないかと警告する論文もあります」現時点では、スマホと認知症が直結しているとは断言できていません。しかし過度な使用により記憶力、学習機能、集中力の低下、メンタルの不調や不眠を訴える割合が若年者を含めて高くなるという論文が多数あります。脳の疲労を生む三つの原因は?スマホ認知症は脳の疲労から来るものと考えられています。
【3つの原因】
①「スマホ依存」ともいえる長時間の使用
②マルチタスク
テレビや講義の合間にスマホを触るなど違う作業を同時に行うことです。しかし人間は本来、一つのことにしか集中できないため、不要な情報を無視するために脳(前頭葉)はエネルギーを浪費します。
③ブルーライト
寝る直前まで画面を凝視してブルーライトを浴び続けると、脳が日中と勘違いして睡眠促進ホルモン「メラトニン」の分泌が抑制され、質の良い睡眠を取りにくくなります。良質な睡眠が必要「脳をゆっくり休ませることで、脳疲労による記憶力や集中力の低下が回復します。アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβタンパクも睡眠中に体外に排出されますが、不眠が続くと脳にたまってしまいます。質の良い睡眠は最も重要です。専門家は仕事や勉強以外でスマホなどの画面を見る時間は、1日2時間以内を勧めています。
18~22歳の若者はスマホを1日にどのぐらい利用しているのでしょうか? 調査結果では、「5時間以上」が最も多く22・7%に達しています。続いて「1~2時間」が18%、「2~3時間」が16.9%でした。1日に3時間以上利用する若者は43.3%と半数に近づいています。こうした世代の主な用途は何でしょうか? 「SNSやアプリ通話などの会話」が72,5%。次にエンタメ関係で「動画視聴」が66.1%、「音楽視聴」が52.7%、「ゲーム」が44.1%と続きます。またコロナ禍の影響もあり、「オンライン授業」が16.1%、「学習アプリ、サービス」は13.6%と利用が多くなっています。
※TIME&SPACE 2021年調べ

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