「名脇役を演じたい・・」(1287号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク100年前の3月27日に、遠藤周作は誕生し、1963年から1987年まで私の住む町に隣接している町田市玉川学園に居住しました。自宅を「狐狸庵」と称し、重厚な純文学作品から、軽妙なエッセイまで幅広く活動を行っていました。先日読んだ新聞記事に遠藤周作氏の記事が紹介されており、感動して心に残りましたので、紹介させて下さい。作家の遠藤周作氏は日常の中で、ふとあることに気が付いた。まるで「世紀の大発見のような気がして日記にそっと書きつけた」といいます。それは――どんな人も、自分の人生では主役であるが、他者の人生にとっては脇役である――ということでした。この“大発見”以来、周囲への不平がこぼれそうな時も「この人のワキヤク、ワキヤク」とつぶやくようになりました。すると、自らの振る舞いも自然と定まるようになったといいます。(『生き上手 死に上手』文春文庫)氏は脇役を「主役のそばにいて、主役のためにいる」存在と語っています。つまり、どこまでも主役に光を当てる使命があるということです。自分中心の狭い世界を破り、他者のために行動することで、自らの人生も境涯も大きく広がっていくと思います。主役の時もあるかもしれませんが“名脇役”として、目の前の一人に心を尽くしていきたいですね。会社の経営も一緒です。経営している立場の経営者は、自分が主役と勘違いしてしまいますが、実は一生懸命、働いてくださる従業員の皆さんが主役なんです。その主役の皆さんが名役を演じられるように、私自身が名脇役になることが会社の発展につながると考えています。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA