防災用具を点検する日」(1293号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク明日から6月です。梅雨のシーズンに入ります。気象庁の梅雨入り宣言まで、あと少しですね。最近では梅雨に関連して、局地的な大雨や土砂災害が頻繁に発生しています。また、台風の発生も増えてきますし、関係はありませんが、全国各地で大きな地震が頻発していることも不気味ですね。実は、1年に4回、季節の変わり目である3月、6月、9月、12月の1日は、万が一の場合に備えて防災用品を点検する日とされています。日本は地震や台風による被災が多い国ですから、他人事ではなく、自宅の防災用品を確認したいと思います。先日、テレビで「避難時に自宅にある意外な使い道のある物」についての特集がありましたので、いくつか抜粋してご紹介します。以下は、どの家庭にもあるものばかりです。
「サランラップ」
避難場所では水が貴重になり、洗い物ができないこともあります。その際には、ご飯を食べるときに皿の上にサランラップを敷くことで、洗い物をせずにそのまま捨てることができます。また、包帯代わりとしても使用でき、軽度な怪我の際には患部を外気から守ってくれます。
「ペットボトルの空容器」
ペットボトルを切って加工することで、コップや器として使用できます。また、スプーンやスコップとしても利用できます。
「ルームシューズ」
避難場所は学校の体育館になることも多く、気温が低い季節では靴下だけでは足先から体が冷えてしまいます。
「新聞紙」
敷物や毛布の代わりに使用できるだけでなく、脱臭効果を利用して簡易トイレにも活用できます。また、火を起こす際にも役立ちますので、いくつか常備しておきましょう。
「ガムテープ」
割れた窓の補修や段ボールなどをつなぐだけでなくテープの上からマジックで文字を書けばメモや付せんの代わりにもなります。防災袋にそのまま入れるとかさばりますが、「芯の部分を柔らかくなるまで押しつぶして取り除き、平らにして輪ゴムで束ねる」ことで軽量化することが出来ますので一つは必ず用意しておきましょう。
防災用品といえば、非常食や水、懐中電灯をイメージしてしまいがちですが、こういった生活する際に必要になるものは沢山あります。今はSNSなどで実際に避難した方々の声を聞くことが出来ます。万が一に備えて週末は皆さんで防災用品の点検を行いましょう。

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