「私達はこれからもテレワークを進めます」(1295号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク現在、新型コロナウイルスが5類に移行したことに伴い、テレワークを廃止する企業が増えてきています。私たちのお客様もその傾向にあります。改めてですが、テレワークとは、”tele”(遠隔)と”work”(仕事)という2つの言葉を組み合わせた造語であり、会社以外の場所で通信機器などを活用して出社メンバーと同じ業務を行うことを指します。皆さんもご存知の通り、緊急事態宣言の発令により、多くの企業がテレワークを導入しました。しかし、テレワークを導入した企業の多くが不満を抱えており、テレワークの廃止に向けて動き始めている状況です。日本だけでなく、アメリカでもGoogleやYahoo!などのIT企業さえもテレワークを縮小している状況です。今日はなぜ今テレワークを廃止にする企業が多いのか調べて見ました。

◎テレワークが廃止傾向にある4つの理由
1.コロナ禍にともない移行されたから
緊急事態宣言に対する一時的な措置のため、あまりテレワークに重きを置いているわけではありませんでした。感染リスクの低下したためにテレワークは廃止の動きが出始めました。
2.コストがかかるから
テレワーク自体を継続するためには、非常に多くコストがかかります。例として、スペックの良いパソコンや正常な通信環境、デスクやいすを用意しなければならない場合もあります。そのような備品は、一般的に会社が用意します。このようなコストと手間がかかり、結果として、テレワーク廃止の動きに発展してしまう。
3.社内のチームワークや平等性を均等にするため
テレワークは、社員がそれぞれの場所で仕事を行います。実際にどのように勤務しているのかを確認できません。さらに、業務や事情によってはテレワークを選択できない社員もいます。そうなるとテレワークをおこなえる社員へ不満を持ちます。このような社員同士の平等性やチームワークが損なわれるという点があります。
4.テレワークのデメリットを感じたから
デメリットにより経営者のみならず社員からも、テレワーク廃止の意見が出てきます。
①仕事とプライベートのメリハリがつかない
②モチベーションが低下しやすい
③長時間同じ場所で作業するため心身に不調をきたしやすい
◎テレワークを導入するデメリット3選
テレワークを廃止する理由には、経営者や社員が多くのデメリットを感じています。
1.コミュニケーション不足が生じやすい テレワークでは、直接的なコミュニケーションが難しくなります。問題解決には直接話し合う必要がある場合でも、相手が同じ場所にいないために困難となります。また、部下に対して指導やアドバイスを行う機会も減ります。これによりコミュニケーション不足が生じ、社員の育成やフォロー制度の構築が困難になり、結果として社員のエンゲージメントが低下し、優秀な社員の離職につながる可能性があります。
2.業務管理が難しくなる テレワークでは、勤怠管理や勤務状況の把握が難しくなります。したがって、進捗状況を頻繁に確認することが重要です。また、数字や成果に基づいて公正な評価を行う必要があります。このデメリットを解消するためには、社内の業務管理や評価制度の見直しが重要となります。
3.情報漏洩のリスクが高まる 通常、社内で管理されるべき情報がオンライン上で扱われる場合、情報の管理は社員に任されます。適切な管理が行われない場合、情報漏洩のリスクが高まります。情報を保護するためには、リスクを考慮し、パソコンの漏洩を防ぐ対策を講じる必要があります。さらに、従業員の危機管理意識を高める教育や情報セキュリティポリシーの共有を行うことで、リスクは低減されます。
◎テレワークを導入するメリット3選
1.様々な働き方や人材を確保できる テレワークの導入による大きなメリットは、働く場所に制限がなくなることです。そのため、優れた人材の確保や多様な働き方が可能となります。また、個人のライフスタイルに合わせた働き方ができることで、人材の離職を防ぐことにも繋がります。
2.業務の改善・生産性向上が見込める Web会議やオンライン打ち合わせの導入により、移動の必要性がなくなります。さらに、ITツールの活用により情報共有のスピードが向上し、業務の効率化が期待できます。
3.事業コストを削減できる テレワークにより出社する社員数が減少すれば、オフィスの縮小も可能となります。交通費や通信費の削減も見込めます。結果として、事業全体のコスト削減が可能になります。
◎テレワークに失敗しやすい企業の特徴
・テレワークの環境整備が不十分である
・社員のモチベーションが低下しやすい
・過重労働の防止策が欠如している
◎テレワークを長期間(恒久的)実施する際の対策
・社員間のコミュニケーションを容易にする環境を整える
・評価制度を見直す
・テレワークに適したオフィスレイアウトを検討する
・ツールの見直しを行う
参考情報:https://gaten.info/career/terewaku-haishi/

※私たちの働くAZAエンジニアリングは、今後も積極的にテレワーク業務を行います。そのため、テレワークのルールをこれからも遵守してください。

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