技術屋のサブスク年頭に、私たちはウェルビーイングについて社内でディスカッションを行い、弊社のウェルビーイングを再確認しました。さてウェルビーイングは、身体的、精神的、社会的な健康な状態を指し、幸せな状態を表現しています。しかし、コラムニストの荒川和久氏は新たな視点を提示しています。「幸せ」の語源である「仕合わせ」は、二つの動作を合わせることを意味します。そのため、幸せは特定の状態や物ではなく、誰かと何か行動を共有することそのものに存在するのです。重要なのは、行動を共有する相手や場所、そして行動そのものよりも、誰と何をするかという点です。ここから生まれたのが「ウェルドゥーイング」という考え方です。ウェルドゥーイングの視点を持つことで、「いつでもたくさんの幸せを感じることができる」と示唆されます。幸せは、他の人との共同行動や交流の中で見つけることができるのかもしれません。自己のウェルビーイングを追求するだけでなく、他者との絆を築き、一緒に活動することでより豊かな幸せを感じることができるのです。この観点から見ると、テレワークよりもオフィスで対面で働くことが充実感につながるかもしれません。幸せは孤立した状態ではなく、共有された体験やつながりの中で花開くのです。私たちは、ウェルドゥーイングの考え方を取り入れながら、仕事や日常生活において他者との交流や共同行動を大切にする。小さな喜びや共有の瞬間を積極的に追求することで、より充実した幸せな人生を歩むことが出来ます。ウェルビーイングを追求する上で、共有とつながりは重要な要素となりますね。