「月面移住の新時代への一歩・・」(1310号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

こんにちは、宇宙ファンの皆さん!東京都江東区の日本科学未来館で開催中の「NEO 月でくらす展 宇宙開発は、月面移住の新時代へ!」をご存知ですか?この展示では、アメリカ航空宇宙局(NASA)の有人月面探査計画「アルテミス」に合わせて、月での生活がどのようなものになるかが紹介されています。2025年以降に実現する予定の「アルテミス」では、宇宙飛行士たちが再び月へ向かうのです。なぜ今、再び月へ向かうのでしょうか?その理由の一つは、月に水が存在することが判明したからなんです。水は電気分解によってエネルギーを作り出すことができ、宇宙船の燃料として利用することができます。このような水の存在は、地球に戻るだけでなく、将来的には火星などへの旅行にも繋がる可能性があるのです。さらに、水はビジネスにも大いに関わってきます。そのため、各国が水がある場所に月面基地を作る計画を進めているのです。「NEO 月でくらす展」では、2040年には月への移住者が1000人と想定し、様々なコーナーが用意されています。特に注目されているのは、月面で起こる出来事を体験できるコーナーです。月面重力を体感するために、ハーネスを着用してジャンプすることができます。地球の6分の1という重力を計算し、安全性を考慮しながらスタッフが機器を操作しています。この体験をした人たちは、「最初は飛べなかったけれど、体が軽く感じられて何度も繰り返し楽しめました」と話していました。また、重要な要素である水の探索も行われています。アポロ計画で持ち帰られた月の砂「レゴリス」を使って、水の存在を調査する装置が展示されています。もしもレゴリスに似た砂に水が含まれていれば、ランプが光る仕組みになっています。展示会場では、月面基地のさまざまな側面を知ることができます。例えば、「月面コンビニ」では宇宙で使える便利グッズが販売されており、「月面食堂」では水耕栽培で作られた野菜や培養肉を使ったサンプルメニューが提供されています。また、科学者たちの研究についても紹介されており、レゴリスを固めて居住スペースに使う建築部門や、太陽光が真横から差し込む極域でのソーラーパネル設置の研究など、さまざまなテーマが展示されています。「NEO 月でくらす展 宇宙開発は、月面移住の新時代へ!」は、9月3日まで開催されています。宇宙の未来を垣間見る貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。私も行ってみたいと思います。

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