「夏バテ・夏の疲れに注意・・」(1359号)業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 「なんとなく体調がすぐれない」「食欲が湧かない」「だるい」。これらの症状、夏バテでおなじみではありませんか?実は、最近の調査によると、過去5年以内に夏バテをした70代は33%程度でしたが、それに対し30代では約49%もの人々が夏バテを経験しているそうです(キューサイ株式会社調べ、2023年)。若い世代も油断できないようですね。
①まず、夏バテの主な原因として挙げられるのが「体の冷え」です。暑さから身を守るために冷房を使うことは当然のこととなっていますが、その冷たさが体を冷やしすぎることがあります。外出先や職場での長時間の冷房使用や薄着で過ごすことが、体の冷えを招く一因となります。実は、夏は1年の中でも最も体が冷える時期とされているのです。また、冷たい飲食物を摂りすぎることも胃腸に負担をかけ、食欲や免疫力の低下につながる可能性があります。夏バテの専門家である腸内細菌検査協会理事の大久保愛さんは、夏バテ予防のためにカラフルな旬の野菜を温めて摂ることを提案しています。これによって内臓を冷やすことなく、体内の余分な熱を冷ますことができるそうです(『体がバテない食薬習慣』ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
②次に、夏バテの原因とされるもう一つの要因は「自律神経の乱れ」です。室内外の寒暖差や熱帯夜による睡眠不足が、交感神経と副交感神経のバランスを崩すことがあります。良質な睡眠を確保するために、就寝の約90分前に温かいお風呂に入る、朝日を浴びて体内時計を調整するなどの工夫が大切です。
③そして、もう一つのポイントが「過度なストレス」です。環境の変化や忙しい日常によってストレスが蓄積されることがあり、これが体の冷えや自律神経の乱れを引き起こす原因となることがあります。心の健康も大切にしましょう。部屋に花を飾ったり、自然の音を楽しむ動画を視聴することで、リフレッシュ効果を得ることができます。また、人とコミュニケーションを取ることも心の温かさを保つのに役立ちます。
最近では、地球温暖化の影響も顕著になってきています。体調不良も環境の変化に影響を受けることがありますので、日々の健康管理がますます重要です。夏バテや体調不良を予防するために、体を冷やさない工夫と心の健康に気を配りながら、聡明な生活を送りましょう。国連のグテーレス事務総長が先月、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告を発しました。地球環境の激動は体にも試練です。だからこそ、今一度、足元の日常を見つめ直し、しっかり健康に気を付け、聡明な生活を心がけたいです。 皆さんも、心地よい秋を迎えるために、ご紹介したこれらのポイントを意識してみてくださいね。健康な体と心で、楽しい日々を送りましょう!

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