「今年最後の全体朝礼・今年の総括」(1433号)機械設計業務を定額料金・サブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 以下の文章は、今年最後の全体朝礼での話の原稿です。

1)挨拶と1年の総括
皆様、おはようございます。今年も一年間、本当にお疲れさまでした。皆さんにとって、この一年はどのような年でしたか?私自身は、多忙ながらも充実した一年を過ごすことができました。地域活動や政治活動にも力を入れ、社会を良い方向に導く努力をしましたし、新たな人脈も拡大できました。一時は体調を崩しましたが、現代の技術のおかげで病院からも仕事を続けることができたのは有難かったです。
勝ち残る企業とは、必ずしも最も強い会社や多くの資金を持つ会社ではありません。それは、環境の変化に柔軟に対応できる企業だと言われています。その点で言えば、今年の私たちは100点を付けることができるのではないでしょうか。これも皆様の働きかけや理解と協力の賜物です。
2)取引先との関係変化
弊社を取り巻く環境は大きく変化しました。昨年10月から1/3の力を注いでいた取引先との関係は、一方的な業務停止と不当な言いがかりにより終了しました。この件については法的な相談を含め、今後はその取引先とは一切関わりを持たない方針です。下請けいじめ、下請け法違反の典型的な例でもありました。
3)該当取引先の業績
この取引先の今年度の業績は、2023年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益で前年同期比31.1%減となりました。この会社の装置設計は私たち無しでは成り立たないので、その結果は当然だと思っています。
4)開発案件の成功
今年は、お客様の開発案件に多く恵まれました。安定した人員配置と一定期間の仕事量を確保し、事業の安定に大きく貢献しました。既に多くの開発案件が収束に向かっており、来年はE社様の人員を増員して、業務の安定性をさらに強化する予定です。
5)市場環境と弊社の安定
半導体メモリー市場の一時的な不況の影響で、近隣の関連会社も来年度の売上目標を30%減少させています。しかし、弊社は適切な舵取りに成功し、安定した運営を維持しています。
6)今後の方向性
これらの詳細は社員の皆様に既にメールで皆様にお伝えしていますが、今日の朝礼では、改めて弊社の現状と今後の方向性についてご説明します。
1.製造業の最近の業況
業況が好転している企業は28%、悪化または横ばいが72%です。弊社は好転しており、
半導体不況の中でも次世代装置の開発が活発に進んでおり、設計業務が全体的に
繁忙です。近隣の企業では、売上が30%減少している例もあります。
2.製造業の状況見通し
業況が今後好転すると見込まれている企業は30.7%、悪化または横ばいが69.3%です。
弊社は、世界トップクラスの東京エレクトロン様からの需要増加に伴い、好転する見
込みです。今後もTEL様の業務協力を皆様にお願いしていきます。(増員)
3.製造業の来年度人員状況
十分な人員を確保できる企業は11.3%、ある程度の確保または不足が88.7%です。
弊社は、ある程度の人員を確保しております。現在、ハローワーク、Indeed、
自社求人サイトからの応募があります。週休三日制の導入や働きやすさが評価されて
おり、最先端の半導体製造装置の設計に携わる仕事に興味を持っていただいています。
採用に苦しむ中小企業が多い中、弊社へは今年48人の応募がありました(採用者1名)。今も応募が続いています。
・ハローワークからの応募:13名
・Indeedからの応募:33名
・自社求人サイトからの応募:2名
【今後の会社経営の方針概要】
1.設計者の増員
弊社では設計者の増員を継続的に行っていきます。これにより、弊社の設計能力を
さらに強化し、市場の要求に迅速に対応できる体制を整えます。
2.バックオーダーの取り組みと外注化の推進
仕事量を増やすためのバックオーダーの取り組みを強化します。また、業務の効率化
と柔軟な対応を可能にするため、外注化を具体的に進めていきます。
3.自社主導の単価設定
現在、多くの企業が技術者不足に直面していることから、設計のアウトソーシングは
大きなビジネスチャンスとなっています。これを背景に、弊社は単価の値付けを自社
主導で行い、市場での競争力を高めます。
4.定額制の設計費と営業戦略
定額制の設計費を新たな営業戦略として取り入れ、特に中小企業を主なターゲットと
して営業活動を展開します。
5.協業の推進
他社との協業を進め、共に成長できる企業との連携を深めます。これにより、新たな
市場の開拓や技術交流を図り、相互にメリットを享受します。 毎月定額制・技術サービス ←

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA