私は、「こうするべき」「こうあるべき」というプレッシャーのもと、自分自身を追い込むことで一生懸命に生きてきました。しかし人生の後半戦に差し掛かると、これまでのストイックな生き方を見直す時が来たような気がします。(60歳まではストイックでOKです)
本書、「ゆるく生きれば楽になる 60歳からのテキトー生活」の著者、和田秀樹先生は、東京大学医学部卒の精神科医です。現在は「和田秀樹こころと体のクリニック」の院長を務め、40年近く高齢者医療に携わる中で蓄積した豊富な知識と経験を活かし、高齢者の精神的な健康を支えています。この書籍は、高齢になっても元気で楽しく、心豊かに生きるためのガイドです。和田先生は、「手抜き」や「いい加減」が、実は高齢社会を生き抜くための鍵であると説きます。超高齢社会をいきいきと、そして元気に過ごすための心構えと具体的な方法を提案しています。
気力や体力の衰え、将来への不安に直面することもあるでしょう。しかし、そんな時こそ、自分をアップデートする絶好の機会です。老年精神医学の第一人者である和田先生が解き明かす、「ゆるい」生き方の奥義に触れることで、精神的に楽になり、前向きな気持ちで生活できるようになります。
「ゆるく生きれば楽になる 60歳からのテキトー生活」は、AZA文庫に収納してあります。この書籍が、楽しく元気な毎日への第一歩となることを願っています。最近手帳に毎日綴っている言葉をご紹介して終わります。
『人 生 を 楽 し む!』