「弊社主導の単価戦略を討議しよう」(1520号)

社員の皆さんには前回のグループディスカッションで数多くのテーマを提供していただき、感謝申し上げます。その結果を踏まえ、今週からのディスカッションテーマを「弊社の近未来について」と定めました。昨年から進行中のこのテーマに特化したプロジェクトチームと連携し、一層の問題解決を図ります。具体的な目標は「弊社を高収益の企業へと導くこと」に設定しました。初回の目標は、「弊社が主導する単価戦略」について、皆様の洞察を求めることです。 以前のブログで述べた通り、設計・図面作成は手書きの時代から高額のCADシステムを導入して生産性と効率は向上していますが、時間当たりの設計単価はそれほど変わっておらず、この価格設定の不均衡が技術者の海外流出につながっています。また、日本の優れた技術者の評価が適正な報酬に反映されていないとの危機感も抱いています。今回のディスカッションでは、我々が主導で価格を設定する方法について積極的に意見を交換し、新しいアイデアを共有したいと思います。優れた日本の技術が海外に流出することを防ぎ、顧客との交渉にも果敢に臨んでいきます。