「弊社の設計業務の歴史」(1543号)

創業と初期の挑戦
弊社の設計業務の歴史は、35年前にさかのぼります。先代の社長は半導体製造装置メーカーの技術者としての経験を基に独立し、私は同じ装置メーカーの設計外注でした。当初は半導体製造装置の戦略装置開発部門専属の設計会社として設立。35年前ですので手書き図面の時代です。
技術革新と成長
設立から2年後、初めて2D CADを導入しました。ハードウェアとソフトウェア1台分の価格がなんと800万円の大型設備投資でした。この時代は、設計外注に丸投げの設計依頼が多く、装置一式を弊社で設計していました。そのため、装置立ち上げの重責を担うことが多かったのです。
その後、半導体製造装置の先端装置設計に携わりながら、取引先を1社から2社、3社と拡大。大型フラットパネルディスプレイ製造装置、太陽電池製造装置、有機ELパネル製造装置などの設計も手掛けました。これまでの真空装置以外の設計や製作にも挑戦し、様々な生産設備や開発要素の設計製作にも携わってきました。
現在と未来
現在、弊社は装置メーカーの技術支援として、最先端の半導体製造装置設計をメインとした設計会社になっています。半導体産業は成長産業の代表と言っても過言ではありません。人口減少や技術者不足の中、装置メーカーの設計業務のアウトソーシングは今後ますます進むでしょう。
黄金期の到来
これからの時代、弊社への業務依頼は増加の一途をたどることは間違いありません。当面の間、弊社の黄金期を迎え、さらに飛躍していくことを目指しています。
私たちの35年間の歩みと未来への展望を共有させていただきました。これからも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。