「読書の日・読書の必要性 」(1629号)

来る10月27日は読書の日です。(読書週間:10月27日~11月9日) 皆さんは普段、どれくらい読書をされていますか?
私は現在、電車通勤をしていますが、電車に乗っている時間や電車を待っている時間を有効に使うためにスマホをやめて読書をする習慣をつけています。往復で40分程度、そして合間の時間を利用して、1ヶ月に5~6冊の本を読むようにしています。現在は「神様のカルテ」シリーズにハマっており、これは約10年以上前に出版された現役医師が医療現場をもとに書いた小説です。
このシリーズは、地方の小さな病院で働く内科医が主人公で、現実の厳しさに直面しつつも懸命に医療を提供する姿が描かれています。患者一人ひとりに寄り添い、最後の瞬間まで看取る様子は心に深く響き、感動を呼びます。まさに心を豊かにするシリーズです。
さて、皆さんは社会人として読書をどれくらいしていますか?読書は、特に語彙力を豊かにする点で非常に有益です。では、どれくらいの本を読めば良いのでしょうか?
「月に5冊は読んでいる」という方もいれば、「1冊読むのが精一杯」という方もいるかもしれません。しかし、語彙力を鍛えるためには、月に7冊読むことが推奨されています。そして、その7冊は様々なジャンルの本を読むと、さらに良い効果が期待できるそうです。
では、日本人の中で月に7冊本を読む人がどれくらいいるかご存知ですか?実は、月に7冊読んでいる人は全体の3.2%しかいないというアンケート結果が出ています。意外に少ないですよね。しかし、この3.2%に入るためには、今日から読書の習慣をつけるだけでいいのです。
語彙力はコミュニケーション能力にも大きく関わります。社会人として恥ずかしくない言葉遣い、TPOに応じた適切な言葉を使うためにも、読書は大変役に立ちます。私もこれから月7冊を目標に、さらに読書に励みたいと思います。人生を変えることが出来る読書、皆さんもぜひ、一緒に始めてみませんか?