「12月11日は【胃腸の日】・胃腸をいたわりましょう 」(1661号)

【健康経営】12月11日は、「12(胃に)11(良い)」という語呂合わせから「胃腸の日」とされています。この日は、忘年会シーズンで暴飲暴食が増える中で、日頃の胃腸への負担を振り返り、いたわりの気持ちを持つ機会です。弊社も今週末が忘年会です!
胃腸の健康を保つには、普段の生活習慣が重要です。また、異変を感じた時には早めの対応が必要です。胃腸の病気としてよく知られる「胃潰瘍」は、みぞおち付近の痛みや胃酸過多症状、黒い便などが典型的な症状です。最近では、ピロリ菌の感染が大きな要因とされており、治療には胃酸を抑える薬だけでなく、ピロリ菌の除菌も推奨されています。また、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤や抗血栓薬の副作用による「NSAIDs潰瘍」にも注意が必要です。
特にこの時期、食べすぎや飲みすぎで「胃熱」と呼ばれる症状が起こりやすくなります。胃熱とは、アルコールや脂っこいもの、辛いものの摂り過ぎで胃に熱がこもった状態です。対策には、ダイコンが効果的です。ダイコンおろしやみぞれ鍋にして食べることで、胃の熱を抑えるだけでなく、冷え予防にもつながります。飲み会前後には、ダイコンやトマト、キュウリなどの食材を積極的に取り入れるのがおすすめです。
今年の年末は、胃腸をいたわる食生活を心がけ、楽しく健康的に過ごしましょう!