「いつまでもHOTな人間でいたい!」(226号)

◎昨日、デザインGrにOさんが面談に来られましらた。現在、有名漫画家のアシスタントとして漫画界で

活躍されている方です。この業界の方といつも話をすると、「ハングリー&ストイック」と表現すれば

いいのでしょうか、仕事に関して凄い情熱を感じますね~。自分のやりたいことを、どこまでも

追い求める姿勢には関心致します。「情熱」大事ですね!私も年と共に、月日と共に薄れさせることなく、

セミナーや講演、読書で自己啓発を行っています。いつまでも、HOTな人間でいたいんです。

Oさんを連れて、会社裏のつけ麺屋「一億兆」にお食事に行きました。ここのつけ麺、私大好きです。

麺屋「一億兆」

 

◎「昨日立川のパレスホテルにて「新市場を生み出す経営術」キングジムの宮本社長の講演を受講して来ました。

「キングファイル」や「テプラ」などオフィスの定番商品を扱う「キングジム」近年では

テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」や手書きのメモをスマートフォンに保存できる

「ショットノート」などユニークな文具を次々と発売してきました。本講演では、キングジムの

独創的な商品が生まれる考え方の講演でした。

新市場@を生み出す経営術

文房具の業界に奇抜な発想で商品を生み出し、ヒット商品を次々と発売している創業90年を

迎えるキングジムは。

ビジネスマンならいつもお世話になっているであろう定番のオフィス文具とも言われて

「テプラ」や「キングファイル」でしられる老舗の文具メーカーです。

近年ではデジタル文具でも数多くのヒット商品が誕生しています。

29年前に発売された「テプラ」消耗品含め、毎年280億の売上を誇ります。

テプラの市場は60%がキングジム、その他最大のライバルでも10%

35年ほど前から、電子文具分野に挑戦!。社内から大反発を受けながらの船出となったそうです。

当時は、コピー機、プリンター、パソコンが出始めて、ペーパーレス時代が来ると言われたが

毎年、紙の需要がうなぎ上りに増えていました。

その好調なキングファイルの売上利益に支えられ、3年の歳月をかけて開発販売したのが「テプラ」です。

大きな博打になったが、実はお客様の需要の声が結構あったそうです。「キングファイルに印字

で名前を入れたい」当時は主流だった、カセットテープやビデオテープの名前書きなどにも

同様な声が多かったようです。

開発期間3年を経て、本体価格¥16800で販売した。本体の儲けは無し、テープで利益をえる手法です。

テレビ広告などでお金が使えないので、店頭でキャンペーンを行って人海戦術で販売。爆発的なヒットになりました。

 

≪キングジムの商品が売れる理由≫

【機能とターゲットを絞る】

キングジムがヒットを飛ばす商品は機能がとてもシンプルな作りになっています。普通なら多機能を

前提にメーカーは商品開発をするのですが、キングジムは違う。機能を絞ってシンプルにしている

ということはターゲットを絞った結果ともいえるでしょう。

もちろんターゲットや機能を絞り込めば万人受けはしないが、「深い満足度を与えれば評価は得られる」

というのがキングジムの考え方です。例えば「ポメラ」は文字入力の打ちやすさをとことん追求した結果、

ヒット商品となった。10人の中で1人でも絶賛してくれる人がいれば、ヒットの可能性があるとも

社長は言われていました。

 

【市場調査はしない】

驚くことにキングジムは、商品開発にあたり市場調査をしないそうです。”独創的な商品を開発し、新たな文化をもって

社会に貢献する”という経営理念と関係しており、宮本氏も「調査をする時間と金があるなら早く商品を作って発売した

ほうがいい」と語っています。キングジムはまだ世の中にないものを開発し、より早く提供することを重視しています。

 

【最新の技術を追いかけない】

最新の技術を使った商品はモデルチェンジのスピードが速く、価格競争にもなることから、やはり大手の

メーカーが有利となってしまいます。キングジムは大手メーカーとは同じ土俵で戦わず、一昔前の技術を使って

商品開発を行っています。一昔前の技術を使えば、価格は下がるところまで下がっているし、完成度も高いために

負けることはないんです。いつもニッチな隙間を狙っています。

※AZAは設計会社、近い将来「自社開発商品」を販売したいです。私の夢でもあります。挑戦します。