「勝ち残る原理原則(1)」(227号)

経営・リーダーシップ実学

◎昨日、弊社の経営コンサル担当会社の「ビジネスデザイン」主催のビジネスセミナーを受講しました。

講師:「新 将命(あたらし まさみ)先生」  講師経歴:シェル石油、日本コカコーラ、

ジョンソンエンドジョンソン、フィリップス、サラリーコーポレーション、日本ホールマーク。

誰もが一度は耳にしたことがある「グローバルエクセレントカンパニー」と呼ばれる6社で

社長職を3社、副社長職を1社 経験した〝伝説の外資トップ″と語り継がれています。

「勝ち残る企業創りの原理原則」について大きく分けて「企業の寿命と人間の寿命」

「企業の寿命と人間の寿命」「経営者品質の5大条件」について学んで来ました。

分かりやすく、社員の皆さんにしっかりお伝えしたい内容ですので2回に分けて、

お話させて頂きます。

 

≪企業の寿命と人間の寿命≫

企業の平均寿命は18年、2015年の倒産企業(廃業+解散含む)は35511社もありました。

1時間に4社が残念ながら消えていくのです。18年を経過した企業はいつ倒産してもいい会社ともいえます。

但し機械と一緒で、検査、メンテナンス保守、手入れをしっかり行えばそれだけ長生きします。

≪勝ち残る企業創りの流れ≫

「経営者品質→社員品質(満足)→商品・サービス品質→顧客満足→業績→株主満足」

について「バリュー(価値)・フォー・マネー(お金)」の大切さを学びました。

勝ち組の会社は、しっかりとお客様に満足頂ける価値の提供を行っています。

その中で、社員満足の重要性では ①「自社に誇りがある(いいサービスを提供している)」

②「目標達成感を感じること」 ③「自己実現感(自社で自分を高めることが出来る)」

※経営者・社員の危機感の欠如「まーいいだろう」「なんとかなるだろう」は一番の危険要因です。

 

≪経営者品質の5大条件≫

経営者の「情熱」「方向性」「顧客満足」「人材育成」について学びました。

その中で、私が最も強く感じたのは社員の皆さんに「方向性」をしっかり伝えているのか?

伝わっているのか?という事について考えさせられました・・・・。

  1. 会社がどうなりたい?(理念・目標)をしっかり伝えているか?
  2. 会社が今どこにいるのか?(現状認識の共有)
  3. 会社の何をどうやる?(戦略・戦術)
  4. 会社がどうなった?(PDCAのCによる評価・学習・反省・改善)

自分では、いつもお話している内容だが、本当に皆に伝わっているのだろうか?

今後はもっとわかりやすく常に、社員の皆さんに明確に伝えていきたいと思います。