◎先日行われた「SIC経営塾 独創会」にて大変お世話になった、寺本講師による講演を
久々に受講致しました。
「時代が変わるこれからの15年」~企業の独創化に向けて~ と題した講演でした。
≪企業が継続することで、改めて見えてくること、感じること≫
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≪大きな転換期〝強い変化の時代″ が到来≫
第四次産業革命の書籍を通して・・
第四次産業革命は必然的に「人類文明の大変革」を伴うものとなる。私たちの生活や仕事の
仕方、他者との関わり方を根本から変える大革命の入り口にいる。
そしてこれからの15年様々なことが「ティッピングポイント」を超えるといわれている。
ティッピングポイントとは・・。
それまで小さく変化していたある物事が、突然急激に変化する時点を意味する語。臨界点と
言い換えられることもある。主に、物事が爆発的に流行して社会に広まる際に、その時点を指して
用いられることが多いそうです。
例えば、1994年開設の「アマゾン」売上がたった20年で売上15兆円を超えました。
タクシーを1台も持っていない、ウーバー(配車サービス業)は1995年に創業し
売上高1.3兆円となり、アリババも1999年創業から現在売上高1千億円となりました。
実現が不可能だった産業構造も就業構造も全く変わってしまった。
≪今一度、自らの事業・商品を新しい目で見る≫
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≪本当の発見の旅立ちは、新しい地を探すことではなく、新しい目で見ること≫
【JRいずみ鉄道の場合】
廃線の瀬戸際にあった赤字ローカル線に公募でやってきた社長は、筋金入りの鉄道ファンにして、
元外資系航空会社の運行部長。陸も空も知り尽くした「よそ者社長」の斬新なアイデアで、
お荷物だった赤字路線は活気を取り戻し、またたく間に地域の観光シンボルになりました。
本格的なレストランを車内に設置、イタリアンコースからお刺身コース
スイーツ列車・和菓子列車も登場。お菓子やカレー、お弁当、様々なオリジナルグッツを
ショップやネットで販売など見事に復活を果たし、「大盛況のローカル鉄道」の地位を勝ち取った。
【成田空港のガチャポンの場合】
外国人向けに大量のガチャを設置したら大成功したという内容です。
なんとその数は171台。このガチャたちの売り上げは、全国設置してあるガチャ1台当たりの
平均売り上げ額の3倍です。このガチャが成功した理由は次の2点。
① 外国人をターゲットとし、ガチャの中身は日本らしさを表したアイテムを用意。
②「 あまった小銭をおもちゃに」「なぜか日本で売れてます」と、両替できなかった小銭を持つ外国人
にアプローチした。
結果:経営資源→潜在ニーズをつかむ→それを楽しんで活用した→マーケットもあった。
という事になります。
AZAでも≪今一度、自らの事業・商品を新しい目で見る≫
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≪本当の発見の旅立ちは、新しい地を探すことではなく、新しい目で見ること≫
で今週からのディスカッションである「自社製品・新サービス」について大いに
議論して盛り上がって行きましょう!!
——————————————————————————————–AtoZtoA——
~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~