◎私事ですが週末、持病の定期健診に行ってきました。
主治医から「もしかしたらだけど・・・ “寛解(かんかい)”になるかもしれない。」と嬉しい診断を頂いた。
次回の検査結果で判断されるようです。
ちなみに寛解とは、病気が一時的に寛(ゆる)くなり解(と)けたような状態になることを意味しています。
それに対して、完全に治ることを表す言葉が「治癒(ちゆ)」といいます。
寛解の状態は,このまま治る可能性もあるし,再発する可能性もある。医療者の説明で,どちらの側面が
ニュアンスとして強く現れるかによって患者の印象は大きく違ってくる。
安心感を与えたいときは治る可能性の方に重点を置いた説明をし,油断をさせたくない場合は再発する
可能性の方を強調するなど,患者の状況に応じて,説明の仕方を工夫するそうです。
私が患った、膠原病では、治癒(完治)にいたる患者はゼロではないものの、
約1%と極めて少ない数字であるのが実情です。
いずれにしても、3年間の闘病も間もなく出口が見えて来たかんがあり、非常に嬉しいです。
最後まで油断なく、病魔と闘い抜き1%の完治目指します。
◎新聞から春らしい記事をご紹介致します。
人通りが少ない路傍にタンポポを見つけた。誰もが見上げる華やかな桜に負けまいと、足元で懸命に
“春の到来”を告げている一輪の花がいとおしい
▼タンポポはアスファルトの隙間や崖など、あらゆる場所でかれんな姿を見せる。
その秘密は地中深く伸ばした「根」にある。長いものでは、1メートルに達するものもあるという。
花が咲いた後の綿毛は風に乗り、土さえあれば、その場所に根をおろし、再び花を咲かせていく
▼タンポポの英語名は「ダンデライオン」。語源はフランス語で、“ライオンの歯”という意味だ。
ギザギザの葉が、それに似ていることから付けられたという。仏典では百獣の王であるライオンを「師子」
と名付けている。「師子」を思わせるたくましさこそ、タンポポの特徴なのかもしれない
▼「踏まれても/踏まれても/なお咲く/タンポポの笑顔かな」――“少年の頃より胸から離れない”
として紹介してきた詩である。
「たんぽぽは、冬の間、雪に踏まれ、人に踏まれて、葉っぱは平べったくなっています。それでも、
春の暖かさと共に葉っぱを思いっきり広げて、茎をぐっと伸ばして花を咲かせています。
そして、咲いた花は何か笑っているように柔らかい雰囲気をかもし出しています。」
華やかな場所でなくとも、誰が見ていなくとも、凜と咲く小さな花。
その姿は、“たくましく生き抜け”と、私たちに呼び掛けているようだ。
※新年度・新入学の4月です。環境が変化し、どのような状況になろうとも今いる場所で
しっかり根をはってタンポポのようにたくましく、笑顔で生き抜きたい・・・。
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