◎本日は、山梨ちゅうぎん経営者クラブのニュースレターから「中小企業で働く魅力って何だろう」
という記事を紹介致します。
近年、就職先に地元の中小企業を選ぶ若者が増えています、その理由をめぐって、
日本政策金融公庫は就職者がどんな点を重視して中小企業や大企業を選んでいるのか調査しました。
その結果、就職先に中小企業を選ぶ人は、仕事だけに重きを置く生き方ではなく、
ゆとりある生活を大切にしたいという気持ちが強いことが分かりました。
就職時に重視した点を中小企業就職者と大企業就職者の両方にアンケートで尋ねたところ、
中小企業の就職者に多かったのは「通勤時間の短さ」「残業の少なさ」「遠隔地転勤の少なさ」
などで、地元での生活重視の傾向が明確でした。インタビュー調査でも、ワーク・ライフ・バランスの
とれたライフスタイルを求める声が多くありました。
大企業を選んだ人は、「規模の大きさ」「知名度の高さ」「世間や周囲からの評判」など就職先の
安定感や評判を重視していました。中小企業を選ぶ人と大企業を選ぶ人では、価値観の違いが鮮明でした。
中小企業を選んだ人に、現在では就職先の会社に何を重視しているかを尋ねると、就職時には高かった
「通勤時間の短さ」などが減り、「社員教育の充実」「能力の適正評価」「手に職がつく」
などが増えました。
実際に仕事を始めてみると、通勤時間のような条件面以上に、働くうえでの自らの成長や手応
えを求める気持ちが強くなるとリポートをまとめています。
≪就職時に重視した点≫
【中小企業就職者】 【大企業就職者】
- 通勤時間の短さ 1. 規模の大きさ
- 残業の少なさ 2. 知名度の高さ
- 遠隔地転勤の少なさ 3.世間や周囲からの評判
- 経営者との距離の近さ 4.海外転勤等の機会
≪就職先の中小企業に対して重視する点≫(就職時と現在の比較)
【重視する割合が減った項目】 【重視する割合が増えた項目】
- 通勤時間の短さ 1.社員教育の充実
- 希望業種 2.能力の適正評価
- 異動の少なさ 3.手に職がつく
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