「PDCAを上手く回そう!」(287号)

◎日本の製造業50選にランキングされていて、経済産業省選定の「グローバルニッチトップ企業100選」

に弊社の取引先の1社でもある〇社様。

そのグループ会社で設計会社の△社の社長から先日このようなメールを頂きました。

※ちなみに「グローバルニッチトップ企業100選」とは・・・

経済産業省は、国際展開に優れ、我が国経済のけん引役となる企業を支援し、国際競争力の向上を

確保していくことを任務としています。この観点から、グローバル展開に優秀と認められる実績がある

企業を「グローバル ニッチトップ企業(=GNT 企業)」として顕彰するとともに、こうした企業の経験値を

 一般化し、GNT企業を目指す企業に対する経営の羅針盤を示すことを目的として、

「グローバルニッチトップ企業 100 選」を選定しました。

『設計の指示が曖昧なまま設計をして、手直しとなることを防止することが重要と考えています。

そのためには、打合せ時にしっかり議事録を取るよう指示しています。

以前、お見えになった折に、色々話して頂いたなかに議事録のフォーマットの話しがあった

様に記憶しております。ご依頼した××××装置の設計業務をお願いした時、遠隔地にあるため心配していました

が、手直しは少なかったと記憶しています・・・。

設計ミスの未然防止のため、何か良いヒントがあるような気がしています。

勝手なお願いですが注意点に対するコメントが頂けたら幸いと思っております・・・』

 

社長からこのようなメールが来るとは・・・・察するに

設計ミスが頻繁に起こっており、軽減対策を迫られていることが想像出来ます。(私の勝手な想像です)

早速弊社の設計請負業務の「作業フロー」と「打ち合わせ議事録のフォーマット」を提供

致しました。

早々に返信を頂きました・・・

『大変参考になります。弊社の多くが、親会社の中で作図しており、作業のポイントポイントで

確認をする事に対し、その重要さに気づかないまま設計作業しているような気がします。

書くという事は、思い違いに対し気づきの機会として、改めて重要だなという思いです・・・・。』

との恐縮するお返事でした。

PDCAを上手く回そう

かねてから私たちの業務は仕事自体がPDCA(Plan→Do→Check→Action)→

(計画→実行→評価→改善)を回しやすい業務であると感じています。PDCAで表した

一例が・・・・    P:お客様と共に計画→D:設計製図業務の実行→

C:お客様がOUTPUTの評価→A:設計改定・改版業務

となりますが大切なのは、お客様からのOUTPUTに対しての評価をいかに頂くか?だと思います。

そのフィードバックは次の設計時に大変役にたちます。

ただし設計したものに対して、最近の傾向ですがお客様から中々評価を率直に聞ける機会が無いのが

残念です。上手くいって当たりまえの業務と認識されがちですが、お客様から上手く評価を

聞き出すことも重要ですね。そのことをチーム全体で共有し「改善の仕組み」や「ルール」を作り

常に振り返り、改善する 「設計のPDCA」を上手く回していきましょう!!

PDCAを上手く回そう

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