◎山梨中央銀行の経営者クラブ6月号の「NEWS LETTER」から
『人材確保に成功しているのはどんな会社?』 との記事を紹介致します。
中小企業の景況感は改普傾向が続いているものの、人材不足の深刻化や経
営者の高齢化といった構造釣な問題が進行中です。4月に発表された2017年版
の中小企業白書は、中小企業を取り巻く状況をこう総括しました。
今年の白書の特徴は人材不足の問題に多くのページを割いています。
多様な人材を活用することの大切さや、人材が不足している中でも利益を
上げる企業の取り組みを論じています。また、「人材確保に成功した企業」と
「人材確保に成功していない企業」の違いを探った企業アンケ一卜など興味
深いデータが掲戴されています。
例えば、「人材の定着や育成のために有効だと考える取り組み」を中小企
業に尋ねています。最も回答割合が高かったのは、人材確保の成功企業と
不成功企業ともに
●「能力や適性に応じた昇給・界進」
だったが、有効性の認識に最も大きな差が出たのは
●「職場環境・人間関係への配慮」
だった。白書はこうした調査データを示しつつ、
●「上下関係に縛られず意見を出しやすい」
●「所定労働時間内で仕事を終える雰囲気がある」
といった、中小企業ならではの柔軟性を活かして従業員の満足度を高める取り
組みが、人材の確保と定着のために有効だと指摘しされています。
弊社でも個人のキャリヤビジョンをサポートするシステムのCVSS
(キャリヤビジョンサポートシステム)導入や、グループディスカッションによる
コミュニケーションの促進、来期は残業時間短縮や年間休日の拡大など、
従業員の満足度を高める取り組みを、具体的に行って参ります。
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