「真実の情報を見極める」(311号)

◎ブログを読んでいただいている方には、昨日の続きのお話ですが

娘が昨日24歳の誕生日を迎え、ラマーズ法で生んだ話を致しました。

誕生

相模原・町田でも当時はラマーズ法で出産出来る病院が無く、当時は

インターネットもない時代でしたので、少ない情報から「**助産院」に決めました。

初めての出産でしたので、毎回の診察に私も同行したり、奥さんは病院の勧めでも

あるマタニティービクスにも通って出産に向けて、2人で気合の入った時間を過ごし

ました。医院長先生が女性でもとは、相模原国立病院の婦長をされて

おり、懐のある人格者に見受けられました。病院は全体的に優しさに包まれた、親切

で明るい、家庭的な病院でもあり、出産・入院やアフターなどもとても良かったと

記憶しています。ところが今から3年前、この病院がマスコミに大きく取り上げられた

のです。その助産院で出産直後に女性が大量出血で残念ながら亡くなられました。

その時に助産院の認可が何かしらの解釈の違いで「無認可」と捉えられたようです。

報道ではすべてに「無許可助産院で女性死亡」と記載されていました。

1981年から看板を掲げて営業している地元では水中出産で

有名な助産院でかつて、娘さんの出産の際に母親である院長が取り上げたことでテレ

ビでも感動的なドキュメンタリーとして取り上げられています。

隠れて営業していたわけでもなく、助産師の資格を持ち今までに4300件以上の

お産に携わっていたことを考えると、行政の対応にも問題があったのではと思います。

「無許可助産院」「悪者は助産院である」との一方的な報道に疑問を感じました。

少し調べてみたら、亡くなられた家族はこの事故を訴えなかったそうです。少し

時間をおいて、義理の父親があることないことをマスコミに吹っ掛けたそうです。

この話も情報として正しいかわかりませんが、実はこの助産院は、その後閉院の危機

になりますが、地域や関係者による、助産院継続の署名運動も起こりました。

閉院までは少し持ちこたえたみたいですが、残念ながらいまでは、閉院しております。

素直な私が、考えさせらたのは、情報は鵜呑みにしない!!

人間関係においても、間違った情報やうわさでこじれる場合もあります。

特に、噂、特に報道には何か意図的なことが加わっていることが往々にしてあります。

正しい情報と経緯、実績など含めて、真実を客観的に正しく判断することが、

とても大切だと思います。

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